「あいづち」は、相手の話に合わせて返事するだけの単純な動作です。しかし、あいづちは心地よい会話には必要不可欠なものです。
友達同士の日常会話を注意深く観察してみると、「うん」や、「へえ」などの「あいづち」が多いことに気がつきます。
そして、友達が話しているとき、まったく返事しないで聞いていると、しばらくして相手は話すのをやめてしまうでしょう。
逆に、うんうんとテンポよく返事しながら聞いていると、友達はどんどん話し続けるでしょう。
例えば、会話にてあいづちを打たないでいると、話している相手は「ねえ、聞いてるの?」「あ~の~?」など、あいづちをせかしてきます。
あいづちを打たないことが何回か重なると「疲れてるの?」「体調が悪いの?」しまいには「寝てるの?」とまで言われ、不審に思われるでしょう。
同じように恋人との電話の時に、あいづちが少ないと「なんか変だよ。今、誰かと一緒に居るの?」と、訳のわからない推測を入れられるし、
逆にあいづちをやり過ぎると「なに急いでるの?早く電話を切りたいの?」などと言われていまいます。会話には適度なあいづちが必要と言えるでしょう。
あいづちは相手が話すのを促し、相手の考えが伝わっていることを示す重要なスキルなのです。
聞き手は相手がいいたいことの察しがついたなら、相手のスピードに合わせて大事な部分を強調し、うなずいてあげましょう。
話し手がじっくりと語りはじめたなら、聞く側もきちんと腰をすえて聞き、話の内容に心を動かされたときは、その気持ちを素直に態度や言葉にして表現します。
気やすく声を出す習慣を自分のものにするためにも、必ず声を出して、言葉を使うあいづちをしたいものです。 「そうでしたか」「なるほど!」「うん、うん」「よかったね」「いやあ、大変でしたね」など、 いつでも気軽に声を出して、いくつかの異なるあいづちを打てば、それだけでもあなたはコミュニケーション上手のイメージを相手に与えることができるのです。
〔 哲学対話の依頼・仕事を承ります! 〕
哲学対話の研修や授業・セミナー・ファシリテーター養成講座など幅広くご対応致します。
学校やビジネス・スポーツチーム・各種コミュニティなどで、お気軽にご相談ください。
お問い合わせフォームはこちらより
◆ 対話のイベント&研修 ◆
*対話コン
今までにない哲学対話の手法を使った合コンのような参加者同士が仲良くなる対話のイベントです。
恋愛や結婚など日頃の興味や関心を持っていることについて話し合う"対話"を体験してみませんか。
マッチングなし。年齢制限なし。既婚者や夫婦での参加可。少人数で楽しくアットホームにやっています。
~毎月10日は対話コンで愛を問おう~
第103回 2025年2月11日(火祝)対話コン〔東京・大久保〕
詳細やお申込みはこちらより
第104回 2025年2月21日(金)対話コン 哲学喫茶で晩ごはんを食べる会〔東京・千歳船橋〕
詳細やお申込みはこちらより
*哲学対話によるコミュニケーション研修
組織の風通しを良くし従業員のやる気やコミュニケーションを活性化させる研修プログラムです。
学校で実績がある哲学対話の手法を使い、考えること、自分の言葉で話すこと、相手の話をしっかり聞くことといったコミュニケーションスキルが身に付きます。
詳細やお申込みはこちらより
● 対話力育成コーチ武のSNS ●
*ホームページ
https://www.co-tk.com/
*Twitter
https://twitter.com/denchi_jp/