都立雪谷高校にて哲学対話

本年も都立雪谷高等学校の新入学生280名に哲学対話の授業を行いました。

哲学対話とは、共通ルールのもとみんなで決めた問いについて対話をします。
名前に哲学とついていますが、「愛とは?」「正義とは?」といったような小難しい”哲学”をする必要はなく、日常的なことについて話し合います。
「カッコいい洋服はどんなもの?」「どうすれば健康な生活になるの?」「家で1番落ち着く場所はどこ?」といった身近なテーマで構いません。
人によって意見が違う、正解のない対話を通じて自ら問いかける、考える、相手を理解する力を養えるのが哲学対話です。

今回は新入学生対象なので、同級生との雰囲気づくり(本音で話し合って仲良くなる場を作る)、そして3年間学校での学ぶ姿勢をつくること(自分達で疑問を持ち考える)を目的として導入しました。

1学年全員に対する授業なので教員7名、学生・社会人ボランティア26名が生徒の学びをサポートするファシリテーターとして一緒に対話に参加します。
学校でこのような授業を行うには同じ品質で同時に展開する必要があり、そのために定期的に哲学対話の研修を重ねて人選されました。

学び合う良い対話のために、対話のルールとコミュニティボールの使い方をちゃんと伝える。
沈黙・誰も話さない時には、「黙っていもいいよ」「無理して話さなくてもいいよ」「考えているだけでも参加している事になりますから」と安心させてあげる。
些細な疑問やばかばかしいことでも、まずはファシリテーターが見本を見せるような問いかけや振る舞いをする。だけど、仕切り過ぎない。
ファシリテーターも参加者として意見を言っていい。だけれども、哲学をガンガン深める必要はないので難しいことをしないのが大切です。

私の担当したグループでは、「なんで高等学校が必要なのか?」「死んだらどうなる?」「なぜ足の早い人遅い人がいるのか?」「なんで勉強するのか?」などのテーマが上がって、多数決の結果「なぜ人は夢をみるのか?」で対話をスタートしました。

夢を見て実際に起こる正夢があったり、なんで夢を見るのか、良い夢と悪い夢の違いはという流れで問いを深めていきました。
普段話さないようなテーマで対話をしたという経験になったことが良かったと思います。

他のグループでもそれぞれのテーマで対話を通して良い経験になったことでしょう。

この対話の経験をもとに充実した高校3年間を過ごせることを期待しています。

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第50回 2019年10月27日(日)〔東京・渋谷〕
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学校で実績がある哲学対話の手法を使い、考えること、自分の言葉で話すこと、相手の話をしっかり聞くことといったコミュニケーションスキルが身に付きます。
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