対話において一番大切なことはなんだと思いますか?
上手に話すことでなく、質問のテクニックでもありません。
対話で一番必要なのは、自分の態度や心構えです。
コミュニケーションのスキルなんかなくても構いません。人と話し合う姿勢を持つことができたら、自然によい対話になっていきます。
そこで、どんな姿勢であるべきか説明しましょう。
「自分の心が感じていることと言動にズレがないこと」
会話をしているとに相手の話に触発されて、自分の心が動揺し影響を受けることがあります。そうすると自分の本心とは違うのに無理やり相手の話に合わせてしまうことがあります。そうではなく誠実で正直であること。相手の感情に巻き込まれたり、動揺することに対して、すばやく冷静に対処し、落ち着いて対応できるようになることが必要です。
「相手をそのまま受け入れること」
どんな相手であっても、あるいはその人の考え方や行動に同意や容認することができなくても、相手を選択したり、評価することなく、すべて受け入れることが必要です。できるだけ、尊重、尊敬し、心配りを意識することも大切です。
「共感を持って聴く」
相手の見方や感じ方、考え方を、その人の身になったり立場に立って見たり、感じたり、考えたりすること。言葉に背後にある気持ちを想像力使って、その本人と同じように感じ取りながらも、自分自身は喜怒哀楽の感情に巻き込まれず、平静で客観的であることが必要です。
「色眼鏡(偏見)で判断しない」
自分の価値観や先入観に心を支配されないようにする。先入観や偏見に捕らわれていると、相手の大事に思っていることがこぼれ落ちてしまうし、聴く耳を持てなくなる。大切なことは、良い悪いを説いているのではなく、価値観の相違を認め、個人的な価値判断をひとまず脇において、相手の伝えたいことを自分の中に入ってくるような聴き方をすることが大切である。
「相手の話に興味を持つ」
相手を正しく理解するためには、自分が興味や関心がないことでも前向きに聞く態度を心がけることである。相手の言ったことを繰り返して言ってみたり(オウム返し)、自分が感じた通りの言葉で言い表してみる。会話を続けることで興味を持っていることを態度で示すことができます。
「無知の姿勢を持つ」
相手が話そうとしていることをすでに知っていたり、相手よりも詳しい知識を持っていると、話を真剣に聞けなくなります。また、思い込みや早合点をしてしまい相手との間にズレが生じることもあります。たとえ知っている内容だったとしても、自分は無知な姿勢でいることに努め、聴く姿勢でいることが必要です。
このように、自分の姿勢を保つことは意外と難しいことかもしれません。むしろコミュニケーションのテクニックの方が簡単に身につくかもしれませんが、人と有効な関係を築くには心を大切にすることが不可欠です。
すぐにできるようなことではないので、毎日少しずつ意識して取り組んでみてはいかがでしょうか。
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