哲学対話すると本が売れる

どういうことか? 哲学対話は人のコミュニケーションなので、目に見える物ではないし、物のようにさわれないし、においを嗅ぐこともできない。姿や形がありません。 そのため哲学対話をするメリットや効果についても定量化、数値化するのが難しいことが課題になっています。
例えば、話が上手になると言っても、何時間話せば必ずそうなる訳ではないし、思考力が上がると言ってもいつまでに身に付くとか断言できません。
だから、話すことが上手になるかもしれない、思考力が身に付くかもしれない、人間関係が良くなるかもしれない、というような”かもしれない”ような説明しかできていません。
※でも、携わっている人は決してそう思っていませんが。
メリットや効果を知らない人に伝えにくい中で、おや!?と思った出来事がありました。
本の著者をゲストに招いて哲学対話のイベントを企画しました。参加者7名、本5冊。持ってきて頂いた本が全部売れたぞ!参加者の7割が本を購入した。
これは哲学対話したことで著者と関係性が生まれ、本の購買意欲を高めたに違いない。そういう仮説が私の中に芽生えました。
なので実際に本を買われた人と話をして確認してみました。
Q.本は年間で何冊くらい購入しておりますか?
A.20~30冊 月に2、3冊購入しているのか?まったく本を読まない私と比べたら本を読まれている方です。
Q.著者が新作発表するイベントにおいて本を買われる習慣はございますか?
A.ありません 本の出版イベントは数多くありますし、普段そういうイベントでは本を買わない人が、このイベントで買うなんて凄いことなのかもしれないぞ。 なので、続けて哲学対話に関しての質問をしてみる。
Q.哲学対話によって著者の価値観を知ることに繋がりましたか?
A.繋がりました! 哲学対話の代表的な効果です。私のイベントにおいても「自分の考えや価値観について話そう」というコンセプトにしています。お互いが自分の価値観について話し合えた結果でしょう。ありがたい結果です。
Q.哲学対話によって著者と少しでも親しくなれたと感じられましたか?
A.感じました! これも私がイベントで狙っている効果のひとつです。お互いの価値観を知り合えれば自然と親しく(仲良く)なる。膝を突き合わせてじっくり対話をすることで仲良くなれたら幸せなことです。
Q.哲学対話することで本を買う意欲を高まりましたか?
A.高まりました! 本題についてズバリ聞いてみたら、哲学対話で購買意欲が高まるとのこと。若干、誘導尋問に近い質問の仕方ですが、本屋でよくある出版イベントより哲学対話をした方が、本を買いたくなるよう効果があるようです。
実はこれって自然な流れで、著者と参加者はお互いに知らない人同士、知っていても、参加者が一方的に著者のことを知っている関係性です。
そんな状態から始めて、自分の価値観について話す。自分の内面(考え)を開示する。心理学においても自己開示をすると好感も持ってもらえたり、関係性を深めることができるとされています。
お互いの関係性が出来上がれば、もっと著者のことを知るために本を読んでみたくなるし、知らない人から本を買うのではなく、親しくなった相手から本を買いたくなるので購入のハードルは間違いなく下がります。
つまり、本が売れやすくなるのです。
哲学対話をすると本が売れるという側面はありそうです。 ただ、哲学対話だけでなく、今回のイベントではもうひとつ仕掛けがありました。
Q.著者がサインをしてくれることで本を買う意欲を高めますか?
A.高めます! そう。サイン会の特典がついていました。これは哲学対話とはあまり関係ない側面です。
「本屋で買うとサインが付かないが、今日ここで購入するとサインをもらえますよ!」 というプレミアム感を付加しました。
哲学対話だけの効果としてとらえることができないが、効果がまったくないとも断定できない。 けど、私はすごく大きな効果を与えていると思っています。
どこかの本屋さん、哲学対話をしたイベントを一緒にやってみませんか?きっと通常より本が売れるかもしれません!?


〔 哲学対話の依頼・仕事を承ります! 〕
哲学対話の研修や授業・セミナー・ファシリテーター養成講座など幅広くご対応致します。
学校やビジネス・スポーツチーム・各種コミュニティなどで、お気軽にご相談ください。
お問い合わせフォームはこちらより

◆ 対話のイベント&研修 ◆
*対話コン
今までにない哲学対話の手法を使った合コンのような参加者同士が仲良くなる対話のイベントです。
恋愛や結婚など日頃の興味や関心を持っていることについて話し合う"対話"を体験してみませんか。

*哲学喫茶 DE 哲学対話〔東京・千歳船橋〕
開催時間中に1時間を目安にご体験できます。

*哲学対話ファシリテーション講座〔東京・千歳船橋〕
哲学対話のファシリテーター講座です。学校での導入事例と哲学対話の手法やそのやり方が学べる講座です。

*哲学対話ファシリテーター練習会〔東京・千歳船橋〕
哲学対話のファシリテーターを練習するイベントです。

【武主催のイベント一覧】
詳細やお申込みはこちらより

*哲学対話によるコミュニケーション研修
組織の風通しを良くし従業員のやる気やコミュニケーションを活性化させる研修プログラムです。
学校で実績がある哲学対話の手法を使い、考えること、自分の言葉で話すこと、相手の話をしっかり聞くことといったコミュニケーションスキルが身に付きます。
詳細やお申込みはこちらより

● 対話力育成コーチ武のSNS ●
*ホームページ
https://www.co-tk.com/
*Twitter
https://twitter.com/denchi_jp/

哲学対話のルール

哲学対話にはルールが存在しています。

どうしてルールが存在しているのか?もし、ルールがなく好き勝手に話し合っていると、それは雑談とかわりがなかったり、対話が討論にすり替わっていたりしてしまいます。
哲学対話は物事を深く考えて探求すること、相手の価値観を知ることです。そのために、ちゃんと深く考えるための方法や相手の考えている内容を引き出しやすくするルールを設けています。

ルールは哲学対話の流派や主催者の好みによって違いありますが、共通しているルールとして「人の話を最後まで聞く」「相手を批判しない」などがあります。

私が哲学対話をする際に設けているルールは以下の6つです。

1)自分の体験談や価値観を伝えよう
2)どんな意見でも受け止めよう
3)お互いに問いかけるように意識しよう
4)話がまとまらなくても、意見が変わってもよい
5)発言せずに聞いているだけでもよい
6)プライベートな内容は守ろう

私が重要視しているのは相手の価値観を知ることです。なぜこのルールにしたのか理由をご紹介しようと思います。

1)自分の体験談や価値観を伝えよう
本に書いてあることやテレビなど有名人、有識者が言ったことは、調べればわかります。発言者本人の考えや意見は含まれません。そういう話はとてもつまらないです。聞いていて退屈。
なので、自分の体験したことや、自分の価値観を話してもらうことをルールにしています。体験や価値観には良し悪しがありません。自分の経験したことは唯一無二の出来事です。その人の体験を聞いた方がよっぽと楽しいので初めに自分の話をすることをルールにしています。

2)どんな意見でも受け止めよう
ひとつ目のルールが自分の価値観について話してもらうことです。それぞれの人が価値観について話をすると中には自分と相容れない意見が出てきます。そうすると否定や批判をしてしまう気持ちが芽生えてしまいます。相手の話を否定すると話したくなくなります。
そうなった際に意識を逆に向けることをルールにしています。相手の意見を認めることと同意することは違います。自分は賛同しないけど、そういう意見も世の中にはあることを受け止めることが対話に必要になります。

3)お互いに問いかけるように意識しよう
参加者同士がお互いに質問し合う、問いかけ合います。
対話の場にはファシリテーターが存在します。私がイベントを主催する時は私自身がファシリテーターとなります。ファシリテーターが参加者を促して引っ張るようなやり方は、主従関係になりやすい。ファシリテーターが先生、参加者が生徒というような立場になります。そうするとファシリテーターが持っている了見以上の対話ができにくくなります。
哲学対話はみんなで考えて探求する場です。なので、ファシリテーターもいち参加者として加わっている方が良いと私は考えています。

4)話がまとまらなくても、意見が変わってもよい
考えというのは話しながらまとまっていくことがあります。なので、話すことがまとまってから言う必要はなく、まとまっていない状態で話して構わない。
また、他の意見にふれることによって、自分の考えが変わることが起きます。哲学対話は討論や議論とは違う。なので、主張を変えずに相手とぶつけ合う必要はありません。
むしろ、考えや意見が色々と変わっていった方が、物事の見方や知識が増えていくことになります。

5)発言せずに聞いているだけでもよい
ワークショップでは、意見ありませんか?どんな風にお考えですか?といった質問をされるケースが多い。その際に無理やり発言しても、良い答えになることがありません。誰かにそそのかされる必要はなく、自分が話したいタイミングで話し手いいことをルールで明文化しています。
ただ、聞いているだけでも頭の中ではちゃんと考えているし、全く発言しなかった参加者が最後に一言鋭い意見を言う場合もよく見かけます。
会社の会議だと発言しない社員は必要ないと言われますが、哲学対話では発言しなくても参加していい場なのです。

6)プライベートな内容は守ろう
個人的なことを話してもらっていると、とてもプライベートな内容で口外しちゃいけないような話も出てきます。安心して話をしてもらうには、自分の知らない所で話が広がってしまうことがないようにしなくてはいけません。そのために、話の内容はその場限りとお願いしています。会の雰囲気を伝える際にも、参加者が特定されてしまうような記載は差し控えてもらうようにしています。

哲学対話によくあるルールの「人の話を最後まで聞く」に関してはルールとしては載せていません。ですが、私はコミュニティボールを必ず使用しますので、ボールの使い方として「ボールを持っていない人は、ボールを持っている人の話を聴こう」と説明しています。ルールではなく運用でカバーしています。

このように哲学対話ではルールがとても大事な役割を担います。
どんな目的のために哲学対話をするのか?どんな風に対話を進めたいのか?それによってルールを作っていくことが必要です。


〔 哲学対話の依頼・仕事を承ります! 〕
哲学対話の研修や授業・セミナー・ファシリテーター養成講座など幅広くご対応致します。
学校やビジネス・スポーツチーム・各種コミュニティなどで、お気軽にご相談ください。
お問い合わせフォームはこちらより

◆ 対話のイベント&研修 ◆
*対話コン
今までにない哲学対話の手法を使った合コンのような参加者同士が仲良くなる対話のイベントです。
恋愛や結婚など日頃の興味や関心を持っていることについて話し合う"対話"を体験してみませんか。

*哲学喫茶 DE 哲学対話〔東京・千歳船橋〕
開催時間中に1時間を目安にご体験できます。

*哲学対話ファシリテーション講座〔東京・千歳船橋〕
哲学対話のファシリテーター講座です。学校での導入事例と哲学対話の手法やそのやり方が学べる講座です。

*哲学対話ファシリテーター練習会〔東京・千歳船橋〕
哲学対話のファシリテーターを練習するイベントです。

【武主催のイベント一覧】
詳細やお申込みはこちらより

*哲学対話によるコミュニケーション研修
組織の風通しを良くし従業員のやる気やコミュニケーションを活性化させる研修プログラムです。
学校で実績がある哲学対話の手法を使い、考えること、自分の言葉で話すこと、相手の話をしっかり聞くことといったコミュニケーションスキルが身に付きます。
詳細やお申込みはこちらより

● 対話力育成コーチ武のSNS ●
*ホームページ
https://www.co-tk.com/
*Twitter
https://twitter.com/denchi_jp/

どうして対話と会話の違いがわかりにくいのか?

対話と会話、この違いがわかりにくい。

いつも「対話の活動をしています」と説明すると、「対話?会話とは違うの?」という疑問がよく寄せられます。
なので、対話と会話の違いについて説明してみようと思います。

私が説明している対話と会話の違いは、対峙する違いがある話をしているかどうか?ということです。
具体的にどういうことか?
なんの意図もなく、目的が存在していない、好きに話すのが会話。漢字の通り「会って話す」のが会話です。
・昨日行ったランチのお店がすごく美味しかったよ。
・最近肩こりが酷くて辛いんだよ。
・昨日のテレビ見た?
・彼氏がサバゲーにハマって休みの日にデートしてくれなくなったんだ。
というような話は、自由で好きに話していいことばかりだし、その話したことが役に立つとか立たないとか、有意義であるかどうかとか、面白い、面白くないとか関係なく話します。
一方、対話では「対する話」ということになり、何が対しているのかといえば、価値観や主張などお互いが最初から一致していないことについて話します。
・好きな食べ物は最初に食べるのか?最後に食べるのか?
・仕事と恋人のどちらを優先すべきなのか?
・宝くじで100万当たったら何に使う?
などのような、人それぞれで意見が違うことに対して話すのが対話になります。違う意見や価値観について話すから、相手の内面や考え方の背景を知れるようになります。
会話と対話、話すことは一緒です。ですが、話す内容が違うのです。

さらに、もうひとつ対話と会話の違いがわかりにくくなっている理由があります。
それは「対話を経験したことない」です。
対話という手法を使ったコミュニケーションを習ったことありますか?学校や研修などで習う機会がないです。
対話とは何をするものなのかわからない、対話の特徴がわからない、対話による効果がわからない。なので会話との違いもわかりません。
厄介なことに、対話と会話を完全に区別することができないこともわかりにくくなります。
会話している中で対話をするときもあるし、対話している中でただの会話をしていることがあります。つまり、コミュニケーションとして共通している部分が多い。対話的な要素が多く繰り返されているのか?会話的な要素が多く繰り返されているのかで区別するしかありません。
特徴となる要素にあたるのは、受け答えをするときのフレーズと対話にはルールが存在しています。
理由を聞くために「なんで?」「どうして?」「具体的には?」ということを聞いたり、話の観点を変更するために「そもそも~」「もし反対の立場になったら?」「あれとこれの共通点はあるかな?」というフレーズを使います。
主催者によってルールが違いますが、対話の場には必ずルールが存在します。
私が主催するときに使っているルールは6個。
1)自分の体験談や価値観を伝えよう
2)どんな意見でも認めよう、受け入れよう
3)お互いに問いかけるように意識しよう
4)話がまとまらなくても、意見が変わってもよい
5)発言せずに聞いているだけでもよい
6)プライベートな情報は守ろう
普段の会話にはルールなんて存在しないので対話の特徴になります。

このように、対話と会話には話をする目的意識が違うこと。また、対話を経験したことないから、対話の特徴が知らない。これらの理由によって、対話と会話がわかりりくくなっているのです。
なので、対話を知るためにはイベントに参加して体験するのが一番だと思っています。


〔 哲学対話の依頼・仕事を承ります! 〕
哲学対話の研修や授業・セミナー・ファシリテーター養成講座など幅広くご対応致します。
学校やビジネス・スポーツチーム・各種コミュニティなどで、お気軽にご相談ください。
お問い合わせフォームはこちらより

◆ 対話のイベント&研修 ◆
*対話コン
今までにない哲学対話の手法を使った合コンのような参加者同士が仲良くなる対話のイベントです。
恋愛や結婚など日頃の興味や関心を持っていることについて話し合う"対話"を体験してみませんか。

*哲学喫茶 DE 哲学対話〔東京・千歳船橋〕
開催時間中に1時間を目安にご体験できます。

*哲学対話ファシリテーション講座〔東京・千歳船橋〕
哲学対話のファシリテーター講座です。学校での導入事例と哲学対話の手法やそのやり方が学べる講座です。

*哲学対話ファシリテーター練習会〔東京・千歳船橋〕
哲学対話のファシリテーターを練習するイベントです。

【武主催のイベント一覧】
詳細やお申込みはこちらより

*哲学対話によるコミュニケーション研修
組織の風通しを良くし従業員のやる気やコミュニケーションを活性化させる研修プログラムです。
学校で実績がある哲学対話の手法を使い、考えること、自分の言葉で話すこと、相手の話をしっかり聞くことといったコミュニケーションスキルが身に付きます。
詳細やお申込みはこちらより

● 対話力育成コーチ武のSNS ●
*ホームページ
https://www.co-tk.com/
*Twitter
https://twitter.com/denchi_jp/

底辺校(都立大山高校)から国立大学に現役合格

都立大山高校は学力(偏差値39)が低い学校です。
卒業生のほとんどが専門学校か就職します。
そんなレベルの学校から現役で国立大学の合格者がでました。
国立山梨大学に合格。それ以外にも、沖縄県立芸術大学と上智大学にも合格者が出ました。
どうして合格できたのでしょうか?
これらの大学に合格した生徒には「哲学対話」をしていたという共通点があります。

哲学対話とは、自分が興味関心あることに対して問いを持つこと。その問いを自分の頭で考えて、自分の言葉で話すこと。対話なのでひとりではなく、価値観が異なる他の人と一緒に話し合って、相手の意見を聞くこと。
この、問う・考える・話す・聞く行為を哲学対話と呼んでいます。

哲学対話の効果とは?物事を深く色んな方向から考えるられるようになること。
なぜなら、対話中に問い掛けを何度も何度も繰り返すことをするので表面的な意見ではなく深い意見になっていく。そして、自分と違う考えの人と意見を交わすことで多様な見方ができるようになるからです。
やみくもに考えていたり、悩んでいても発展や進展は起きません。哲学対話の手法による考え方の地図を身に付くようになると、学問を学ぶことはもちろん、普段の生活や、将来社会に出た時にも、転用できて役に立ちます。

国立大学には指定校推薦がないので、受験して合格しなければ入学できません。勉強は自分でやらなくてはいけない。
親や教師から勉強しろ!大学に行きなさい!と言われても、本人が納得していなければ勉強しないし、大学受験を真剣に取り組みません。
そのために必要なことが、主体性を持つことと、動機付けが大切です。

哲学対話でよる出る問いのひとつに「どうして大学に行くのか?」があります。
普段ではむしろ問いてはいけないことかもしれません。しかし、哲学対話ではこのような問いについても真剣に考えます。

・親とか先生が大学に行け!と言っているから。
・みんな大学に行っているから大学くらいは出ておかないと恥ずかしい。
・大卒の方が就職に有利。
・社会に出たくないから

このような回答する生徒が実際には多いです。
大学で特定の分野を勉強したい、研究したいという生徒は少ない。
だからこそ、深く問うことが大切になります。

・親が大学に行かなくてもいいと言ったら、卒業後に何をしたい?
・みんなって具体的には?(誰が大学に行っているのか・何人が大学に行ったのか)
・大学を卒業できないと恥ずかしいことなのか?
・大卒だと就職が有利になるのか?(大卒でフリーターもいますよね)
・どうして社会に出たくないのか?(どうして子どものままで居たいのか)
・大学とは何をする所なのか?
・大学での勉強と高校での勉強は何が違うのか?
・大学を卒業したら何をしたいのか?
・専門学校ではどうしてダメなのか?
・自分がやりたいことを学べる大学はどこか?

など、どうして大学に行くのか?だけでも色んなことを考えられるのです。
回答した内容をさらに掘り下げることができるので、自分の本心から理由を見つけられるようになります。
自分自身が本当にしたいことを見つけられる。誰かから言われたことではなく、自分がどうしたい、どうありたいという主体性を持てるようになる。やりたいことが見つかれば、勉強をするにしても、何をするにしても、揺るがない動機づけにつながります。

主体性を持つことや、動機付けは、哲学対話がもたらす代表的な効果です。

もちろん、国立大学に合格した生徒達は元々賢かったのではないのか?ようは哲学対話をしていなくても大学に合格したのではないのか?という疑問はもちろん出てくると思います。
確かに哲学対話をしていなくても大学に合格していたかもしれません。しかし、哲学対話をしなかった状態で大学受験することは二度とできないし、時が経っているので本人の学力も変わっているでしょう。
この疑問に関しては、哲学対話をしたから大学に合格した、ということも、哲学対話をしなくても大学に合格した、哲学対話をしなかったから不合格になった、まで含めてどれも確証になりません。推論での話です。

私たちが外部から都立大山高校の学力向上でサポートしていて推測したことです。

国立大学に合格した生徒は哲学対話をやっていた。哲学対話には自ら学ぶ力を鍛える効果がある。
哲学対話で学ぶ力が向上した結果、国立大学に合格した。

現役で国立大学に入学する、生徒の学力を上げるために、哲学対話を導入してみてはいかがでしょうか。
哲学対話の効果が感じなければやめればいいだけの話です。哲学対話で学力が上がっても、今以上に下がることはない。まずは取り組んでみることをお勧めします。


〔 哲学対話の依頼・仕事を承ります! 〕
哲学対話の研修や授業・セミナー・ファシリテーター養成講座など幅広くご対応致します。
学校やビジネス・スポーツチーム・各種コミュニティなどで、お気軽にご相談ください。
お問い合わせフォームはこちらより

◆ 対話のイベント&研修 ◆
*対話コン
今までにない哲学対話の手法を使った合コンのような参加者同士が仲良くなる対話のイベントです。
恋愛や結婚など日頃の興味や関心を持っていることについて話し合う"対話"を体験してみませんか。

*哲学喫茶 DE 哲学対話〔東京・千歳船橋〕
開催時間中に1時間を目安にご体験できます。

*哲学対話ファシリテーション講座〔東京・千歳船橋〕
哲学対話のファシリテーター講座です。学校での導入事例と哲学対話の手法やそのやり方が学べる講座です。

*哲学対話ファシリテーター練習会〔東京・千歳船橋〕
哲学対話のファシリテーターを練習するイベントです。

【武主催のイベント一覧】
詳細やお申込みはこちらより

*哲学対話によるコミュニケーション研修
組織の風通しを良くし従業員のやる気やコミュニケーションを活性化させる研修プログラムです。
学校で実績がある哲学対話の手法を使い、考えること、自分の言葉で話すこと、相手の話をしっかり聞くことといったコミュニケーションスキルが身に付きます。
詳細やお申込みはこちらより

● 対話力育成コーチ武のSNS ●
*ホームページ
https://www.co-tk.com/
*Twitter
https://twitter.com/denchi_jp/

哲学対話とは何か?

改めて、哲学対話とはどういったものなのか?説明します。

哲学対話とは、自分の興味や関心に基づいて問いを立て、その問いについてじっくり考え、考えたことを言葉にして話し、他者の意見を聞きながらさらに思索を深めるプロセスを指します。哲学対話の目的は、過去の哲学者が書いた難解な本を覚えたり、その知識をひけらかしたりすることではありません。むしろ、自分自身の「問い」を持ち、その問いを探求し続ける姿勢と行動そのものが、哲学対話の本質です。

哲学対話を特徴づけるのは、問いを共有し、対話を通じて新たな視点を得る取り組みです。それは答えを導き出すことよりも、「どうしてその問いが重要なのか?」を皆で考えることに価値を置いています。このアプローチは、日常的な出来事から始めることができ、誰にでも実践可能です。

哲学対話の歴史的背景

哲学対話の原型は、アメリカの哲学者マシュー・リップマンが1970年代に提唱した「Philosophy for Children(子どものための哲学)」に由来します。リップマンは当時、コロンビア大学の生徒たちが論理的に考えたり、健全な判断を下したりする能力に欠けていることを憂い、哲学を基盤とした教育プログラムを構築しました。彼の目的は、子どもが幼い頃から抽象的に考える能力を有しているという信念に基づき、教育は推論、探求、判断能力の向上に重点を置くべきであるという確信から生まれました。その狙いは、子どもたちが自分自身で考える力を育み、それを責任感や思いやりをもって活用できるようになることにありました。

リップマンの考案した哲学対話は、単なる知識習得ではなく、思考力を鍛えるためのトレーニングと言えます。子どもたちが「なぜ?」を問い続ける中で、他者の視点を理解し、共感しながら問題を解決する能力を養うことを目指しています。この理念は、テキストや指導書が 40 以上の言語に翻訳され、オーストラリア、イギリス、メキシコなど 60 以上の国で使われています。そして、世界各国の多様な文化の中で独自の展開を見せるようになりました。現在では、子どもたちだけでなく、コミュニティや企業研修など、様々な場面で活用されています。

哲学のイメージを超えて

「哲学」と聞くと、多くの人は次のようなイメージを抱くかもしれません。「実生活では役に立たない」「難しそう」「変わり者がすること」など、少しネガティブな印象を持つ人もいるでしょう。実際、私自身もかつてはそう感じていました。今でも学問としての哲学にはさほど関心がありません。それでも、私は哲学対話に取り組んでいます。

なぜなら、哲学が何千年もの間、多くの文化や社会で学ばれてきた背景にはやはり理由があります。それは、哲学が人間の根源的な問い、「生きるとは何か」「幸福とは何か」「他者とどう共存すべきか」などに取り組む学問だからです。一般的な人がこのような問いに答えることは簡単ではありませんが、問いを持つこと自体が私たちの生活に深みを与えてくれます。そして、この哲学の「本質を探求する姿勢」を日常に応用できる形にしたのが哲学対話です。

哲学対話を実践することで、私たちは論理的な思考力や問題解決能力を養い、多様な価値観を理解する心を育むことができます。また、哲学対話は、正解を求めるのではなく、参加者全員で自由に意見を交換しながら、共に考えを深めてる場です。まるで、友人とカフェで人生について語り合うような、温かい雰囲気の中で、自分自身の考えを問い直し、新たな視点を得ることができます。

問いから広がる世界

哲学対話は「問い」から始まります。しかし、「正義とは何か?」や「愛とは?」といった壮大なテーマである必要はありません。むしろ、私たちの日常に溢れている、ごく当たり前の疑問から始まることも多いのです。

哲学対話の面白いところは、答えが一つに決まっているわけではないということです。多様な意見が飛び交い、それぞれの価値観が尊重されます。たとえば、「朝ごはんに何を食べるべきか?」という問いを考えてみましょう。一見、ささいなテーマのように思えますが、人によって答えはさまざまです。ある人は「白米と味噌汁が健康に良いから」と答えるかもしれませんし、またある人は「パンと牛乳が手軽だから」と答えるでしょう。中には「朝ごはんは食べない」と言う人もいるかもしれません。この問いを深掘りしていくと、「なぜ私はこの料理が好きなんだろう?」「朝の時間をどう過ごしたいのか?」といった個々の価値観やライフスタイルが浮かび上がります。

さらに掘り下げていけば、「そもそも朝ごはんを食べる必要はあるのか?」「一日何回の食事が最適なのか?」というように、私たちの生活や身体、文化の仕組みにまで思考が広がっていくこともあります。このように問いを通じて他者と意見を交わすことで、相手の価値観を理解し、自分自身の考えも深まっていくのです。

哲学対話を通じて、私たちは論理的な思考力やコミュニケーション能力を養い、多様な価値観を受け入れることができるようになります。そして、自分自身と世界との関係性を深く探求することで、より豊かな人生を送ることができるでしょう。

哲学対話がもたらす効果

哲学対話の核となるのは、「考えること」「話すこと」「聞くこと」の3つの要素です。このシンプルな行為の中には、現代の私たちが抱えるコミュニケーションの課題を解決するためのヒントが詰まっています。

近年では、自分の考えをうまく言葉にできなかったり、他者の話を最後まで注意深く聞けなかったりする人がいます。SNSの普及で、短文や即時的な反応が求められる場面が増え、深く考える余地が失われがちです。また、会話の中で相手の意見をさえぎったり、表面的に受け流したりすることも少なくありません。これらは私たちの人間関係や自己表現に影響を及ぼし、誤解や摩擦を生む原因にもなります。

哲学対話では、こうした問題を解決するために、「話し手が安心して意見を最後まで伝えられるルール」と「聞き手が相手の話を注意深く受け止める仕組み」がしっかりと設けられています。具体的には、次のような工夫が含まれています。

  • 話し手への配慮:誰かが話しているときは、途中で口を挟まない、否定しない、自由に何を言ってもよいといったルールを共有します。これにより、話し手は批判を恐れずに自分の意見を安心して述べることができます。
  • 聞き手の役割:ただ黙って聞くのではなく、相手の言葉に耳を傾け、考えや意図を理解しようとする姿勢が求められます。聞き手が「受け止める姿勢」を持つことで、話し手は自己表現の喜びを感じられるのです。
  • 問いによる深掘り:聞き手が適切なタイミングで質問を投げかけることで、話し手は自分の考えをさらに掘り下げ、新しい気づきを得ることができます。

これらの仕組みによって、哲学対話は単なる会話の場ではなく、コミュニケーションの基礎を鍛え直し、人間関係を築くうえで欠かせないスキルを育てる場となります。

哲学対話を通じて、もうひとつ重要な効果が得られます。それは、自己理解と他者理解の促進です。対話の中で自分の意見を言葉にしていく過程では、自分の価値観や思考パターンに改めて気づくことがあります。「自分はなぜこう考えるのか?」「この考え方の背景にはどんな経験があるのか?」といった問いが浮かび上がることで、自分自身を深く知るきっかけになります。

さらに、他者の意見をじっくり聞くことで、「この人は自分とは違う視点を持っているけれど、それにも納得できる部分がある」と気づくことができます。哲学対話の中で意見の違いを認め合いながらも、共通する価値観や考えを見つけることは、互いの理解を深める大きな一歩となります。これにより、他者への共感や信頼感が生まれ、コミュニティや人間関係をより豊かなものにしていきます。

哲学対話の必要性

現代は、AIの発展やグローバル化など、社会が大きく変化している時代です。これまでは、お互いに関わり合うことがなかったようなバックグラウンドが異なる人達とも知り合うことができるようになりました。その結果、私たちは、多様な価値観を持つ人々と共存し、複雑な問題を解決していく必要があります。そんな時代だからこそ、哲学対話では、異なる視点を持つ人々が集まり、自由に意見交換することで、新たなアイデアを生み出し、問題解決の糸口を見つけることができます。

哲学対話の最大の魅力は、誰もが参加できる点です。特別な知識やスキルは必要ありません。大切なのは、自分の考えを率直に語り、相手の意見に耳を傾けることです。哲学対話を通じて、私たちは自分自身の考えを深めるとともに、他者との共感や連帯感を育むことができます。

〔対話コン ~対話で向き合う愛の形~〕一覧へ


〔 哲学対話の依頼・仕事を承ります! 〕
哲学対話の研修や授業・セミナー・ファシリテーター養成講座など幅広くご対応致します。
学校やビジネス・スポーツチーム・各種コミュニティなどで、お気軽にご相談ください。
お問い合わせフォームはこちらより

◆ 対話のイベント&研修 ◆
*対話コン
今までにない哲学対話の手法を使った合コンのような参加者同士が仲良くなる対話のイベントです。
恋愛や結婚など日頃の興味や関心を持っていることについて話し合う"対話"を体験してみませんか。

*哲学喫茶 DE 哲学対話〔東京・千歳船橋〕
開催時間中に1時間を目安にご体験できます。

*哲学対話ファシリテーション講座〔東京・千歳船橋〕
哲学対話のファシリテーター講座です。学校での導入事例と哲学対話の手法やそのやり方が学べる講座です。

*哲学対話ファシリテーター練習会〔東京・千歳船橋〕
哲学対話のファシリテーターを練習するイベントです。

【武主催のイベント一覧】
詳細やお申込みはこちらより

*哲学対話によるコミュニケーション研修
組織の風通しを良くし従業員のやる気やコミュニケーションを活性化させる研修プログラムです。
学校で実績がある哲学対話の手法を使い、考えること、自分の言葉で話すこと、相手の話をしっかり聞くことといったコミュニケーションスキルが身に付きます。
詳細やお申込みはこちらより

● 対話力育成コーチ武のSNS ●
*ホームページ
https://www.co-tk.com/
*Twitter
https://twitter.com/denchi_jp/

ファシリテーターは千手観音を目指せ

千手観音のように、どんな相手だろうと適切な対応ができるファシリテーターを目指すべきでしょう。

千手観音はご存知ですか?
このような仏像です。

直接ではなくても色んな形で見られたことがあると思います。

千手観音(千手千眼観自在菩薩)は多くの迷える人々を救うために変身した観音様の一つのお姿です。
手が沢山あるのは絶対に救いたいというその覚悟の現れです。沢山ある手には持物(じぶつ)とよばれる仏さまの持ち物を持っています。
それぞれの手には蓮華や水瓶から、仏様の教えと救済を象徴する鉄鉢や数珠などの法具、煩悩や迷いの心を退散させる武器、五穀豊穣を意味する葡萄、全ての鬼神を操るドクロ杖、難病を払いのける柳など、人々のどんな願いでも聞き届けられるように、いろんな道具を持っています。
つまり、相手によって一番適切な道具を与えられるように引き出しをたくさん持っています。

これは、ファシリテーターにも必要なポイントだと思うのです。

ファシリテーターは多くの人を前にして、多様な人たちと場を作ります。
参加者には本当に色んな人はいて、意識が高い人・低い人、頭の回転が速い人・遅い人、知識量が多い人・少ない人、積極的な人・消極的な人、協調性がある人・ない人、おしゃべりな人・あまり話さない人、職業、生い立ち、性別など、多様です。
そんな多様な人が集まっている中で、ファシリテーターもひとりの人。やり方や進行にも得意・不得意が存在します。意外とファシリテーターにはタイプがあり、やり慣れたスタイルを持っています。
※ちなみに私は、放任で可能な限りコントロールをしない、話が飛んでもいい、楽しく対話をすることが最優先なスタイルです。
なので、ファシリテーターは本来、自分のスタイルで進行をするのではなく参加者に最適なスタイルを臨機応変に実行できるのがよい。
そういう意味でファシリテーターは千手観音を目指すべきだと思っているのです。

ただ、参加者の特性を見極めるのは簡単ではない。
ファシリテーションに正解があるわけではないし、都度、相手が変われば内容も変わる。限られた短い時間だけで相手の内面をくみ取るのだから観音様と同じような技量が必要そうです。
上手に進めるには参加者とこまめに確認をして、進め方と内容を修正・変更するのがファシリテーターに不可欠な要素だと思います。


〔 哲学対話の依頼・仕事を承ります! 〕
哲学対話の研修や授業・セミナー・ファシリテーター養成講座など幅広くご対応致します。
学校やビジネス・スポーツチーム・各種コミュニティなどで、お気軽にご相談ください。
お問い合わせフォームはこちらより

◆ 対話のイベント&研修 ◆
*対話コン
今までにない哲学対話の手法を使った合コンのような参加者同士が仲良くなる対話のイベントです。
恋愛や結婚など日頃の興味や関心を持っていることについて話し合う"対話"を体験してみませんか。

*哲学喫茶 DE 哲学対話〔東京・千歳船橋〕
開催時間中に1時間を目安にご体験できます。

*哲学対話ファシリテーション講座〔東京・千歳船橋〕
哲学対話のファシリテーター講座です。学校での導入事例と哲学対話の手法やそのやり方が学べる講座です。

*哲学対話ファシリテーター練習会〔東京・千歳船橋〕
哲学対話のファシリテーターを練習するイベントです。

【武主催のイベント一覧】
詳細やお申込みはこちらより

*哲学対話によるコミュニケーション研修
組織の風通しを良くし従業員のやる気やコミュニケーションを活性化させる研修プログラムです。
学校で実績がある哲学対話の手法を使い、考えること、自分の言葉で話すこと、相手の話をしっかり聞くことといったコミュニケーションスキルが身に付きます。
詳細やお申込みはこちらより

● 対話力育成コーチ武のSNS ●
*ホームページ
https://www.co-tk.com/
*Twitter
https://twitter.com/denchi_jp/

対話の起源「ソクラテス式問答法」

対話の原型をはじめられたのはソクラテスとされています。
※ソクラテス自身は文献を残してなく、弟子のプラトンが書いた本にソクラテスが対話をしている紹介があります。

ソクラテスは街のあちらこちらで、そこにいる人々と対話を始めます。近況を尋ねる挨拶や、時事的な話題など話しながら、「正義とはなにか?」「強さとはなにか?」といった本質的な問いを投げかけて、相手の考えを聞き、哲学的な対話に相手を巻き込んでいきます。

正義とはなんだと思う?
悪を打ち負かすことだよ。
どういうことが悪なのか?
例えば人の物を奪うことだよ。
それならば、戦争で勝利し相手の領土を奪うのは悪?
いや、戦争は勝ったから正義。。。

このような相手がわかっていると思っていることの矛盾点を指摘しながら、本当の正しい認識にたどり着けるように対話(問いかけ)をしました。
その問答法や対話術を「ソクラテス式問答法」と呼びます。

ソクラテスは「無知の知」というものを唱え、知ったかぶりになるのではなく、「自分は知らないということを知っている」、つまり、常に本当の知を得ようとする姿勢が大切だと説きました。

相手と対話をしながら探求する、哲学的に思考を深めていく、対話の起源はソクラテスが始めた問答法にあるのは間違いないでしょう。


〔 哲学対話の依頼・仕事を承ります! 〕
哲学対話の研修や授業・セミナー・ファシリテーター養成講座など幅広くご対応致します。
学校やビジネス・スポーツチーム・各種コミュニティなどで、お気軽にご相談ください。
お問い合わせフォームはこちらより

◆ 対話のイベント&研修 ◆
*対話コン
今までにない哲学対話の手法を使った合コンのような参加者同士が仲良くなる対話のイベントです。
恋愛や結婚など日頃の興味や関心を持っていることについて話し合う"対話"を体験してみませんか。

*哲学喫茶 DE 哲学対話〔東京・千歳船橋〕
開催時間中に1時間を目安にご体験できます。

*哲学対話ファシリテーション講座〔東京・千歳船橋〕
哲学対話のファシリテーター講座です。学校での導入事例と哲学対話の手法やそのやり方が学べる講座です。

*哲学対話ファシリテーター練習会〔東京・千歳船橋〕
哲学対話のファシリテーターを練習するイベントです。

【武主催のイベント一覧】
詳細やお申込みはこちらより

*哲学対話によるコミュニケーション研修
組織の風通しを良くし従業員のやる気やコミュニケーションを活性化させる研修プログラムです。
学校で実績がある哲学対話の手法を使い、考えること、自分の言葉で話すこと、相手の話をしっかり聞くことといったコミュニケーションスキルが身に付きます。
詳細やお申込みはこちらより

● 対話力育成コーチ武のSNS ●
*ホームページ
https://www.co-tk.com/
*Twitter
https://twitter.com/denchi_jp/

哲学対話は生きる姿勢を育む

私は哲学対話の活動に取り組んでおりますが、哲学という学問を学んだり教えたりはしていません。
哲学とはまったく無縁で、高校時代に「エロス」「アガペー」という男子が好きそうな単語しか覚えていません。
今でも学問として哲学が詳しくなっている訳ではなく、意識して哲学を学ぼうともしていません。
では、何をやっているの?というなら「哲学をすること」に取り組んでいます。

哲学をするということはどういうことなのか?

物事や教えに客観的な裏付けはあるのか?道徳や美意識の土台にあるものは何なのか?法律や権利といったものに正当性があるのか?それらについて先入観や偏見にとらわれないで、物事の本質を自分から問い、考えることが哲学をすることです。

哲学者カントも「哲学を学ぶより、哲学をすることを学べ。」という言っています。

グローバル化した社会では、多様な価値観や文化、行動、習慣を持っている人と出会います。その時に、自分の価値観や考え方にとらわれて、異なる考えを拒否してしまうと、これからの社会で生きる可能性が狭まります。
そして、変化のスピードが速く、不確かなことも多く、正解のない問題や想定外の事態、明るい未来が見えない時代であり、決まり切った生き方や人並みの人生が送りにくくなっています。

このような時代背景の中では、常識や流行、思い込み、偏見など、前提になっていたものを疑うことが必要になります。
いい学校やいい会社に行くと幸せな人生になるのか?
20代後半までに結婚した方がいい?
朝の9時から始業開始しなければならない?
港区に住む人はみんな金持ち?
など、日常生活の出来事や身近にあることを通して改めて問いなおす、意味や価値を判断しなおす姿勢が大切になります。
哲学することは、人間が生きていく中で価値観や考え方、生き方の根底になるものです。自分が前提としてきた価値観を押し通すのではなく、自分と異なる価値観も受け入れ、相手を理解して、良い所は取り入れて、自分なりの考え方を常に更新する姿勢が生きていくために必要です。

「哲学をすること」は、自分で「どう生きるかを考えること」につながるのです。


〔 哲学対話の依頼・仕事を承ります! 〕
哲学対話の研修や授業・セミナー・ファシリテーター養成講座など幅広くご対応致します。
学校やビジネス・スポーツチーム・各種コミュニティなどで、お気軽にご相談ください。
お問い合わせフォームはこちらより

◆ 対話のイベント&研修 ◆
*対話コン
今までにない哲学対話の手法を使った合コンのような参加者同士が仲良くなる対話のイベントです。
恋愛や結婚など日頃の興味や関心を持っていることについて話し合う"対話"を体験してみませんか。

*哲学喫茶 DE 哲学対話〔東京・千歳船橋〕
開催時間中に1時間を目安にご体験できます。

*哲学対話ファシリテーション講座〔東京・千歳船橋〕
哲学対話のファシリテーター講座です。学校での導入事例と哲学対話の手法やそのやり方が学べる講座です。

*哲学対話ファシリテーター練習会〔東京・千歳船橋〕
哲学対話のファシリテーターを練習するイベントです。

【武主催のイベント一覧】
詳細やお申込みはこちらより

*哲学対話によるコミュニケーション研修
組織の風通しを良くし従業員のやる気やコミュニケーションを活性化させる研修プログラムです。
学校で実績がある哲学対話の手法を使い、考えること、自分の言葉で話すこと、相手の話をしっかり聞くことといったコミュニケーションスキルが身に付きます。
詳細やお申込みはこちらより

● 対話力育成コーチ武のSNS ●
*ホームページ
https://www.co-tk.com/
*Twitter
https://twitter.com/denchi_jp/

対話と議論はここが違う!

「対話」
言葉の意味はなんとなくわかる。
でも実際には対話でなく議論をする人がいます。

対話と議論は違うの?

はい!対話と議論は違うのです!

相手を理解するのか?自分の正当性を主張するのか?大きく違います。

議論は自分の意見と正当性を主張して相手より優れていることを目的にしています。意見をぶつけ合い、何が正しいのか?良いことなのか?結論を導きだしていきます。
一方、対話は、問いやテーマ決めて、自分の体験や頭で考えて話をすること。相手の話に耳を傾けること。結論を出すことが必ずの目的ではなく、お互いの理解を深め探求していきます。

話をする態度や姿勢にも違いがあります。
議論の場では、偉い人や立場が上の人、話声が大きい人が有利です。しかし、対話の場では参加者はみな平等な立場であり、話声の大きさはもちろん、話が上手下手ということも関係ありません。

議論における話し手は、意見や判断をはっきりさせて話す、論理的に矛盾しないように話す、自分が不利益にならないように合意を目指して話す、評価しながら話します。
対話での話し手は、話のつながりを意識して話す、全体を俯瞰しながら話す、自分の内面に向き合って話す、言葉の意味を全員と共有しながら話す、沈黙も恐れず話す。

大切にしているポイントの違い。
議論は、目的=ゴールを意識する。主張と主張のぶつかり合いから妥協点を探ります。説得するための材料を用意、合理的・論理的であるかどうかを意識します。
対話では、意見をまとめ結論を出さなくてもいい。自分が素直に感じたこと、思いを参加者と共有する。相手の主張・考えの背景や前提に注目する。会話のテンポよりも、話しを深く理解することに集中する。

どちらが良い悪いということではなく、目的によってちゃんと使い分けることが大切です。
何かを決めなきゃいけないのに、永遠と対話をしてもしょうがないし、お互いを知り合おうとしている中でも優劣をつけるのは逆効果になる。

意識して議論と対話を使い分けられるようになりましょう。


〔 哲学対話の依頼・仕事を承ります! 〕
哲学対話の研修や授業・セミナー・ファシリテーター養成講座など幅広くご対応致します。
学校やビジネス・スポーツチーム・各種コミュニティなどで、お気軽にご相談ください。
お問い合わせフォームはこちらより

◆ 対話のイベント&研修 ◆
*対話コン
今までにない哲学対話の手法を使った合コンのような参加者同士が仲良くなる対話のイベントです。
恋愛や結婚など日頃の興味や関心を持っていることについて話し合う"対話"を体験してみませんか。

*哲学喫茶 DE 哲学対話〔東京・千歳船橋〕
開催時間中に1時間を目安にご体験できます。

*哲学対話ファシリテーション講座〔東京・千歳船橋〕
哲学対話のファシリテーター講座です。学校での導入事例と哲学対話の手法やそのやり方が学べる講座です。

*哲学対話ファシリテーター練習会〔東京・千歳船橋〕
哲学対話のファシリテーターを練習するイベントです。

【武主催のイベント一覧】
詳細やお申込みはこちらより

*哲学対話によるコミュニケーション研修
組織の風通しを良くし従業員のやる気やコミュニケーションを活性化させる研修プログラムです。
学校で実績がある哲学対話の手法を使い、考えること、自分の言葉で話すこと、相手の話をしっかり聞くことといったコミュニケーションスキルが身に付きます。
詳細やお申込みはこちらより

● 対話力育成コーチ武のSNS ●
*ホームページ
https://www.co-tk.com/
*Twitter
https://twitter.com/denchi_jp/

哲学対話で深く質問する方法(哲学者の道具箱)

哲学対話では深い探求に質問することが必要です。
でも、質問に慣れていない場合、どう質問すればいいのかわからなくなります。
そこで哲学対話では、質問を手助けしてくれる例文があります。

「The Good Thinker’s Toolkit」(日本語では「哲学者の道具箱」と呼ばれる)

1.どういう意味?:What do you mean?
不明なことを明確にする、分からないことの意味を確かめる。
例)それってどういうこと?どんな意味しているのだろう?他に知る必要があることは何だろう?

2.理由:Reason
意見の背後にある理由をたずねます。
例)その意見になった理由ってなに?どうしてその意見につながるの?

3.前提:Assumption
私たちが当たり前だと思っていることなど、ひとつひとつの考えがどういう前提や想定によるのかを明らかにします。
例)この意見は・・・が前提になっているよな?その意見の根底にはどんな考えがあるのだろう?

4.含意:Inference
過去の体験や考えから、たとえば、もし、ある行動をしたり、しなかったりしたら、後から何が起きるのかに目を向けます。
例)もし・・・なら・・・と推測するのは合っているのかな。・・・だとすると・・・になると思うな。

5.真偽:True
意見や考えが本当に正しいのかを問い直します。
例)それって本当?もし・・・が本当ならどういつことになる?

6.例示:Example
その意見の事例や証拠を探しながら、意見の正しさを示します。
例)こんな例があるよ。・・・ということが実際にあった。

7.一般化:Counter-example
その意見が真ではない反例を示しながら、主張の正しさを問います。
例)でもさ・・・。それについての反例はあるのかな?

質問の言い回しは適時に言い換えて構いません。
対話は生き物なので、毎回同じような結果になるわけではないです。
質問して深く探求するためには「どういう意味・理由・前提・含意・真偽・例示・一般化」の7種類を切り口にすると効果的です。


〔 哲学対話の依頼・仕事を承ります! 〕
哲学対話の研修や授業・セミナー・ファシリテーター養成講座など幅広くご対応致します。
学校やビジネス・スポーツチーム・各種コミュニティなどで、お気軽にご相談ください。
お問い合わせフォームはこちらより

◆ 対話のイベント&研修 ◆
*対話コン
今までにない哲学対話の手法を使った合コンのような参加者同士が仲良くなる対話のイベントです。
恋愛や結婚など日頃の興味や関心を持っていることについて話し合う"対話"を体験してみませんか。

*哲学喫茶 DE 哲学対話〔東京・千歳船橋〕
開催時間中に1時間を目安にご体験できます。

*哲学対話ファシリテーション講座〔東京・千歳船橋〕
哲学対話のファシリテーター講座です。学校での導入事例と哲学対話の手法やそのやり方が学べる講座です。

*哲学対話ファシリテーター練習会〔東京・千歳船橋〕
哲学対話のファシリテーターを練習するイベントです。

【武主催のイベント一覧】
詳細やお申込みはこちらより

*哲学対話によるコミュニケーション研修
組織の風通しを良くし従業員のやる気やコミュニケーションを活性化させる研修プログラムです。
学校で実績がある哲学対話の手法を使い、考えること、自分の言葉で話すこと、相手の話をしっかり聞くことといったコミュニケーションスキルが身に付きます。
詳細やお申込みはこちらより

● 対話力育成コーチ武のSNS ●
*ホームページ
https://www.co-tk.com/
*Twitter
https://twitter.com/denchi_jp/