底辺校(都立大山高校)から国立大学に現役合格

都立大山高校は学力(偏差値39)が低い学校です。
卒業生のほとんどが専門学校か就職します。
そんなレベルの学校から現役で国立大学の合格者がでました。
国立山梨大学に合格。それ以外にも、沖縄県立芸術大学と上智大学にも合格者が出ました。
どうして合格できたのでしょうか?
これらの大学に合格した生徒には「哲学対話」をしていたという共通点があります。

哲学対話とは、自分が興味関心あることに対して問いを持つこと。その問いを自分の頭で考えて、自分の言葉で話すこと。対話なのでひとりではなく、価値観が異なる他の人と一緒に話し合って、相手の意見を聞くこと。
この、問う・考える・話す・聞く行為を哲学対話と呼んでいます。

哲学対話の効果とは?物事を深く色んな方向から考えるられるようになること。
なぜなら、対話中に問い掛けを何度も何度も繰り返すことをするので表面的な意見ではなく深い意見になっていく。そして、自分と違う考えの人と意見を交わすことで多様な見方ができるようになるからです。
やみくもに考えていたり、悩んでいても発展や進展は起きません。哲学対話の手法による考え方の地図を身に付くようになると、学問を学ぶことはもちろん、普段の生活や、将来社会に出た時にも、転用できて役に立ちます。

国立大学には指定校推薦がないので、受験して合格しなければ入学できません。勉強は自分でやらなくてはいけない。
親や教師から勉強しろ!大学に行きなさい!と言われても、本人が納得していなければ勉強しないし、大学受験を真剣に取り組みません。
そのために必要なことが、主体性を持つことと、動機付けが大切です。

哲学対話でよる出る問いのひとつに「どうして大学に行くのか?」があります。
普段ではむしろ問いてはいけないことかもしれません。しかし、哲学対話ではこのような問いについても真剣に考えます。

・親とか先生が大学に行け!と言っているから。
・みんな大学に行っているから大学くらいは出ておかないと恥ずかしい。
・大卒の方が就職に有利。
・社会に出たくないから

このような回答する生徒が実際には多いです。
大学で特定の分野を勉強したい、研究したいという生徒は少ない。
だからこそ、深く問うことが大切になります。

・親が大学に行かなくてもいいと言ったら、卒業後に何をしたい?
・みんなって具体的には?(誰が大学に行っているのか・何人が大学に行ったのか)
・大学を卒業できないと恥ずかしいことなのか?
・大卒だと就職が有利になるのか?(大卒でフリーターもいますよね)
・どうして社会に出たくないのか?(どうして子どものままで居たいのか)
・大学とは何をする所なのか?
・大学での勉強と高校での勉強は何が違うのか?
・大学を卒業したら何をしたいのか?
・専門学校ではどうしてダメなのか?
・自分がやりたいことを学べる大学はどこか?

など、どうして大学に行くのか?だけでも色んなことを考えられるのです。
回答した内容をさらに掘り下げることができるので、自分の本心から理由を見つけられるようになります。
自分自身が本当にしたいことを見つけられる。誰かから言われたことではなく、自分がどうしたい、どうありたいという主体性を持てるようになる。やりたいことが見つかれば、勉強をするにしても、何をするにしても、揺るがない動機づけにつながります。

主体性を持つことや、動機付けは、哲学対話がもたらす代表的な効果です。

もちろん、国立大学に合格した生徒達は元々賢かったのではないのか?ようは哲学対話をしていなくても大学に合格したのではないのか?という疑問はもちろん出てくると思います。
確かに哲学対話をしていなくても大学に合格していたかもしれません。しかし、哲学対話をしなかった状態で大学受験することは二度とできないし、時が経っているので本人の学力も変わっているでしょう。
この疑問に関しては、哲学対話をしたから大学に合格した、ということも、哲学対話をしなくても大学に合格した、哲学対話をしなかったから不合格になった、まで含めてどれも確証になりません。推論での話です。

私たちが外部から都立大山高校の学力向上でサポートしていて推測したことです。

国立大学に合格した生徒は哲学対話をやっていた。哲学対話には自ら学ぶ力を鍛える効果がある。
哲学対話で学ぶ力が向上した結果、国立大学に合格した。

現役で国立大学に入学する、生徒の学力を上げるために、哲学対話を導入してみてはいかがでしょうか。
哲学対話の効果が感じなければやめればいいだけの話です。哲学対話で学力が上がっても、今以上に下がることはない。まずは取り組んでみることをお勧めします。


〔 哲学対話の依頼・仕事を承ります! 〕
哲学対話の研修や授業・セミナー・ファシリテーター養成講座など幅広くご対応致します。
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今までにない哲学対話の手法を使った合コンのような参加者同士が仲良くなる対話のイベントです。
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*哲学喫茶 DE 哲学対話〔東京・千歳船橋〕
開催時間中に1時間を目安にご体験できます。

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大山高校で哲学対話を実施

都立大山高等学校にて新入学生を対象に哲学対話のオリエンテーションを行いました。

大山高校は数年前から教員と生徒の両方に哲学対話を導入している学校です。
自主的に学ぶこと、物事を深く考える力を養う、2020年の大学入試などのために哲学対話をしています。
大山高校で哲学対話を行っている生徒が、国立大学や上位大学への合格者が出たという実績を上げています。
その学びの姿勢を早くから取り入れる目的で新入学生240名全員に対してオリエンテーションを実施しました。

初めに大山高校は学校と先生が哲学対話に取り組む姿勢と準備が良かったです。
私たち外部の人を学校に招き入れるということで、部屋を用意し、資料や飲み物を完璧にセットされていました。
もてなして欲しい気持ちはありませんが、用意されていると気分がいいものです。
さらに、オリエンテーションを実施する準備も良かったです。
体育館に椅子がセットされている、対話のルールとQカードも配置済み。残るは実践するのみという状態でした。

生徒にとっては初めての哲学対話なので勝手などわからないことだらけです。
でも、そんな中で自分の考えや意見を発言する、他の人の意見を聞く、視点を変えてみて考えるなど、前向きに取り組んでくれたと思います。
今日のオリエンテーションを通じて、質問の仕方、話の深め方を体験することで、日常の授業で深く理解できるようになっていけることを期待しています。


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都立大山高校での哲学対話を見学

都立大山高等学校で哲学対話の活動を見学しました。

私が関わっている一般社団法人が学校の支援活動を行っており、大山高校では生徒の学ぶ意欲を高めるために哲学対話を導入しております。
放課後に9名の生徒、先生が2人、社会人スタッフ3人、1つのグループではちょうどいい規模の参加人数であり、大人も多すぎず・少なすぎず混ざっていました。

初めに今回の哲学対話の感想。
・思ったことを自由に話せている
・自分と異なる個性を認め合っている
・話は変わっていくけど、全く関係ない方向への脱線はしない
・様々な側面から物事を考え合っている
・生徒が楽しんでいる
・下校の時間になっているのに生徒が主体的にもっと話して考えたい状態になっている

哲学対話をサポートしているスタッフをはじめ、前向きな先生の協力もあって、学びある対話だったと思いました。

本日のテーマは「なぜスカートは短い方がカワイイと思っているのか?」

スカートが短いことがカワイイのか?いやカワイイくないのか?
なんでスカートを短くしたいのか?そもそも誰がカワイイと判断しているのか?
足を長く見せるため?ファッションの流行?アイドルの影響?テレビや雑誌の影響?個性を出すため?
制服ではなくて私服でもミニスカートにするの?ファッションの似合う似合わないって?
校則がなかったら短くするの?
カワイイは正義なのか?カワイイってなんなのか?
などなど、、、

参加者が何かしら発言ができたし、話さなかった生徒も考えさせられたような感想を持っていました。
教育にアクティブラーニングが必要と言われていますが、哲学対話は有効な手段であると感じています。
今日参加した生徒は自発的に考える、深く探求する、他者への理解など、必ず将来役立てる時がくるでしょう。
都立大山高等学校でもっと盛んになっていくことを楽しみにしております。


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