哲学対話で深く質問する方法(哲学者の道具箱)

哲学対話では深い探求に質問することが必要です。
でも、質問に慣れていない場合、どう質問すればいいのかわからなくなります。
そこで哲学対話では、質問を手助けしてくれる例文があります。

「The Good Thinker’s Toolkit」(日本語では「哲学者の道具箱」と呼ばれる)

1.どういう意味?:What do you mean?
不明なことを明確にする、分からないことの意味を確かめる。
例)それってどういうこと?どんな意味しているのだろう?他に知る必要があることは何だろう?

2.理由:Reason
意見の背後にある理由をたずねます。
例)その意見になった理由ってなに?どうしてその意見につながるの?

3.前提:Assumption
私たちが当たり前だと思っていることなど、ひとつひとつの考えがどういう前提や想定によるのかを明らかにします。
例)この意見は・・・が前提になっているよな?その意見の根底にはどんな考えがあるのだろう?

4.含意:Inference
過去の体験や考えから、たとえば、もし、ある行動をしたり、しなかったりしたら、後から何が起きるのかに目を向けます。
例)もし・・・なら・・・と推測するのは合っているのかな。・・・だとすると・・・になると思うな。

5.真偽:True
意見や考えが本当に正しいのかを問い直します。
例)それって本当?もし・・・が本当ならどういつことになる?

6.例示:Example
その意見の事例や証拠を探しながら、意見の正しさを示します。
例)こんな例があるよ。・・・ということが実際にあった。

7.一般化:Counter-example
その意見が真ではない反例を示しながら、主張の正しさを問います。
例)でもさ・・・。それについての反例はあるのかな?

質問の言い回しは適時に言い換えて構いません。
対話は生き物なので、毎回同じような結果になるわけではないです。
質問して深く探求するためには「どういう意味・理由・前提・含意・真偽・例示・一般化」の7種類を切り口にすると効果的です。


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