恋の悩みは問いにすると解決できるかも?

良い男がいない!
って、悩んでいませんか!?
悩みって解決方法が見つからないし、悩んでいても考えがぐるぐる回って、結局悩みっぱなしになりがちです。

しかし、”悩み”ではなく”問い”にすると解決しちゃうかもしれません。

どういうことかというと、悩んでいるときは、余っているのはイマイチな男ばかり、良い男と出会えない、私って縁がない、などと悩み、考えることがそこで止まってしまいます。
なので、悩みではなく、例えば”良い男ってどういう人?”のように、問いにしてみると考えられるようになる。
お姫様のように大事にしてくれる人、誰にでも優しくふるまえる人、真面目に働ける人、親を大切にしている人、アウトドアの趣味を持っている人、などのように、いろいろと上げられる(考えられる)ことができます。

また、人によって良い男の条件も変わるので、自分にとっての良い男の条件を考えなければなりません。

考えることで悩みが具体的になり、自分が大切にしている基準も明確になります。考え続けることで、行動も自然と変わってくるでしょう。
悩みは停滞してしまいますが、問いは考えと行動を進めてくれます。

そして、悩みごともいろいろとあるでしょうが、問いに変えてみてください。
“恋人から愛されない” ⇒ ”愛される人とはどんな人?”
“付き合っても長続きしない” ⇒ ”長く付き合える人達の共通点はなにか?”
“好きな人ができない” ⇒ ”今までに好きだった人はどんな人?”
“元カレのことが忘れられない” ⇒ ”どうして過去の恋人と比べてしまうのか?”
などのように問うことができます。

もし、恋で悩んでいるとしたら、問いに変えてみてはいかがでしょうか。


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哲学対話をすると幸せになれる

あなたは幸せですか?
「不幸な人生より、幸せな人生の方がいい」
そんな風に思っていても、実際には幸せに感じれないことがあるし、そもそも、どうやったら幸せになるのかわからないこともあるでしょう。
世の中に幸せになる方法が数多くあります。
そんな中で、私は「哲学対話」をすると「幸せ」になれるかもしれないことに気付きました。

はじめに、「幸せ」はどうやったらわかるのか?
国際連合の持続可能開発ソリューションネットワークが毎年発表している、世界幸福度報告(World Happiness Report)があります。
自分の幸福度を0から10のどの段階にあるかを答え、6つの視点(1:ひとりあたりのGDP、2:社会的支援・困ったときに頼ることができる親戚や友人がいるか、3:出生時の健康寿命、4:人生の選択をする自由、5:寛容さ、6:腐敗の認識)から分析しています。
世界幸福度報告ではこの6つの視点が幸せに影響があるとされています。
ちなみに、日本の順位は、2017年 51位、2018年 54位、2019年 58位、2020年 62位と年々下がっています。

その他に「幸せ」について研究もあります。
ハーバード大学成人発達研究所(Harvard Study of Adult Development)の長期に渡る幸福の研究から「よい人間関係」が幸せに影響を及ぼしている発表があります。
同一人物を追跡調査をした研究で、富と名声よりも、よい人間関係を構築できた人の方が幸せをもたらす。具体的には、家族、友人、コミュニテイ等、周囲とのつながりを持っている人はそうでない人よりも幸せで健康で長生きする。身近な人たちとの関係の質が重要である、と結論付けられています。

ご紹介した内容以外にも幸せに関する色んな視点や調査研究があります。
さまざまな調査研究の中で、寛容な人ほど幸せを感じやすいし、人生を選択する自由がある人ほど幸せを感じやすいし、よい人間関係を持っている人ほど幸せを感じやすいとされています。
一方で「哲学対話」をすると、いろんな効果がありますが、「幸せ」と関連付けたときに、私は「寛容さ」「人生の選択する自由」「よい人間関係」の3つが大きく関連性があると思いました。
どういうことか、具体的に説明しようと思います。

寛容さとは、自分と異なる意見を持っていたり、異なる宗教を信じていたり、異なる民族に対して一定の理解を示し、許して認めること。

選択的夫婦別姓。同性愛やLGBTQといったセクシュアルマイノリティ。有名人の不倫報道。在日や外国籍の方。いろんなところで、自分と異なる意見や、その人があるべきだと考えている内容で、他者との違いや衝突が起きています。

哲学対話でも、自分の考えや、体験談について話してもらうと、自分と合わない意見が出てくるときがあります。
それに対して、哲学対話で私が使っているルールの「どんな意見でも受け止めよう」「お互いに問いかけるように意識しよう」を守ってもらうことで、対立や衝突を減らし、結果的に寛容になっていきます。

哲学対話で、自分には合わない意見が出てきたときに、拒絶や反論するのではなく、どうして?とか、その理由について問いかけます。
その考えになる背景がわかれば、例えその意見に対して同意できなくても、理解できるようになります。

こんな事例がありました。
男性が「家事や育児は手伝うよ。」という発言をし、女性たちの怒りを買いました。
どうしてなのか?
「結婚して一緒に暮らしていくことは、お互いに助け合っていくのが大切。手伝うって、女性がやって当たり前という認識だよね。そうじゃなくて、一緒にやって欲しいから、手伝うという発言にいらだった。」
男女平等の価値観が広がっている中で、お互いに支え合う結婚生活なのだから、女性が家事・育児をする前提は変じゃないのかということに気が付けます。

もうひとつ事例を紹介します。
ある女性が「旦那以外に好きな人がいます。」と告白しました。これって、浮気や不倫という、現在の日本の法律や倫理観では悪いこととされる行為です。
でも、どうしてそうなったの?と理由を問いかけると、「夫婦生活が、ただのルームメイトのような関係になっている。私の事を女性として見てくれないし、扱ってくれない。そんな中で、親しくしていた男性から、キレイだと言ってもらえる。かわいいと褒めてくれる。会うたびに気持ちが高まるし、自然と好意を寄せるようになった。」
これは単純な良い・悪いという話ではなく、良好な人間関係とか、夫婦関係について考えさせられるきっかけになります。

このように対話を通して、いろんな人の価値観や考え方にふれることができます。
それが自分の価値観と違ったとしても、相手を理解するが同意しなくていい。この姿勢が対話ならではの特徴です。つまり、境遇や環境がそもそも違っている相手の意見を100%受け入れることなんかできません。しかし、そういう意見もあるんだと受け止めることはできます。お互いの意見や考えを受け止め合うことで対話をすることが可能になるし、違うものを許す精神を育むことにつながります。

次に、自分が自由に選べないことよりも、自由に選べるほうがあると幸せだと感じられやすい。
さて、私達はどれだけ自由に選択することができるのでしょうか。
職場や学校に行きたくないと思っていても、行かなくてもいいことにはなりません。誰かと話をしている中でも、自由になんでも言っていいことはなく、相手との立場や気を使って、言うこと、言わないことを選んでいます。
日常生活をしている中では大なり小なり、選択肢には限りがあり、なんでもかんでも自由にできるとは限りません。

でも、哲学対話においては、考えること、話すことは自由にできます。
なぜなら自由に話せるために哲学対話のルールがあります。私が使っているルールでは「話がまとまらなくても、意見が変わってもよい」「発言せずに聞いているだけでもよい」の2つを設けています。
対話では、他の人から無理やり発言を求められることなく、自分が話したいことのみを話せてもらえるようにしています。答えたくない内容については話さなくていい。なにも発言しないことができるからこそ、逆になんでも自由に発言することができます。そして、ふと思ったことは、なんでも話してもらえればいいし、話している途中でその内容が変わってもいい。
このルールによって自由に話せることを対話で実現しています。

そして、選択する自由につながるのですが、哲学対話ではテーマや問いを決めて対話をします。
私が主催する時には、参加者からテーマや問いを出してもらい、みんなの多数決や合意をして、ひとつに決めます。多数決をするので自分が出した内容が選ばれないことの方が多いでしょう。でも、みんなで決めることが、決められたことをしなくてはいけない状態よりも、主体性があります。

そもそも哲学対話のイベントに参加しようとご自身で決めるところから、選択する自由が始まっているのかもしれません。
こういう小さな選択する自由や発言する自由を積み重ねて、自由という感覚を育んでいます。

最後に、哲学対話をすることで、よい人間関係ができます。
なぜなら、私が使っている対話のルールで「自分の体験談や価値観を伝えよう」というのがあり、そのルールによって自己開示をしていくことになります。
個人的なことを伝えるのは、相手を信頼していることが必要です。そのため、自己開示された人は、自分が信頼されていると感じ、相手に親しみを覚えます。その結果、自分も自己開示することになり、その積み重ねによって少しづつ距離が縮まります。

そして、対等な関係で対話をすることも、お互いの距離を縮めることに役立っています。
哲学対話は円になって対話をします。こっちが上座、あっちが下座というような、上下関係はありません。教室やセミナーみたいに、先生は偉い人、生徒は従う人、というような関係はお互いの距離を遠くしてしまいます。なので、円になることがとても大切です。
他にも、私が主催する際には、参加者の自己紹介はありません。見知らぬ人同士が集まって、いきなり対話を始めます。そして、時間が来たら終了。解散です。
その人の身分や立場に関係なく、誰もが対等なひとりの個人として対話をして頂いています。
ただ、懇親時間やイベント終了後などになったら、お互いに自己紹介や連絡先交換など当事者同士で行ってもらっています。やっぱり、もっと相手のことを知りたいという欲求が芽生えることにつながっています。

幸せと関係性があるとされている「寛容さ」「人生の選択する自由」「よい人間関係」は、今まで哲学対話をしてきた中で、自然と育んでいた能力だと感じています。
だから、哲学対話をすると幸せになれるのではないでしょうか。
その効果は哲学対話に参加して頂いて、どうぞご自身で確かめてください。


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オンライン対話はしません

「Skypeで対話・・・」
「致しません。」
「Zoomで対話・・・」
「致しません。」
「テレビ電話・・・」
「致しません。」
「オンライン上での対話は一切致しません。」
(某女医風に・・・)

私は、オンライン(ネット上)による哲学対話、ならびに、対話コンは実施しない方針です。

どうして、オンラインをやらないのか?
それは以下のような懸念点があるからです。

1)個人のプライバシーが守れない

私の哲学対話において、皆様にお願いしている一つ目のルールが「自分の体験談や価値観を伝えよう」です。
その人が今までに体験してきた経験をもとに、自分の価値観について話してもらうことを一番大切にしています。
個人の体験というのはプライベートな内容になりやすい。また、対話コンは必然的に恋愛や性愛について話す機会が多くなります。
安心・安全で自由に話せる場を実現させること。個人のプライバシーを守ることは、とっても、とっても大切です。
個人のプライバシーを守るため、話した内容はその場限りとし、イベント後では話した個人が特定できないことをお願いしています。

オンラインで対話を行う場合、プライバシーが守られている保証がありません。
なぜなら、カメラに写っていない所に対話に参加していない人が居るかもしれない。両親や兄弟、友達が対話に参加しないで、様子を覗き見てるかもしれないし、漏れ聞こえた対話の内容を言いふらすかもしれない。
画面の内容を動画で録画しているかもしれないし、音声を録音されているかもしれない。
まぁ、リアルでもICレコーダーを隠し持ち録音することは可能でしょう。だけど、実際に対面している分、罪悪感を持つ度合いが高くなり、オンラインよりは抑止力につながります。

次にオンラインで対話を行う以上、必ずWEB会議ツールを使用することになります。
元々、私はIT業界のエンジニアだったので、どうしてもツールの脆弱性という不安が拭えない。
パスワードを悪意の持った第三者に送信される。音声が画像のデータが暗号化されてなく、第三者が傍受できる場合がある。懸念される海外のサーバを経由している。ユーザの了承なくプログラムをインストールする。
テレワークが急に広がり、とあるソフトの利用者が増えましたが、そのソフトで指摘されている脆弱性です。修正プログラムやセキュリティパッチが適用されてくるでしょうが、絶対に安全であるツールはありません。

余談、大学の同期が某大手通信会社のサーバ管理の仕事をしてて、本人曰く、その気になればキャリアメールの内容は見れる!と言ってた。
個人情報を流出させれば懲戒解雇なので、そんなことはする訳ないのだが、オンラインでの安全性は、意外と盲点や不備が散見しているかもしれません。

話を戻して、プライバシーとか関係なく、雑談なんかであればオンラインでも問題ないでしょう。もし、個人のプライバシーを本気で守るのであれば、オンラインでの対話は、空間・環境的な問題と、使うツール上での問題があることを認識した方がいいと思います。

2)ファシリテーターの役目

対話の場では必ず進行役となるファシリテーターがいます。
話を振ったり、内容をまとめたり、円滑に対話を進めるために立ち振る舞います。
ところが私の場合は、自称”何もしないファシリテーター”なのでオンラインでは不向きなのです。

オンラインでの対話で一番問題になるのが発言のコントロールです。
今、誰が話をしていて、次に誰は話をして、話したいタイミングが重なったらどうするか、ファシリテーターによる交通整理は重要になります。
私が主催する場合、何もしないファシリテーターなので、交通整理とかしないのです。

どうして対話の交通整理をしないのか?
それにはいくつかの理由と狙いがあるからです。

対等な立場を作るために何もしない。
対話は講義ではなく、対等な関係性で話し合うことがとても大切です。
しかし、年上・年下、先生・生徒、上司・部下、役職、肩書などによって、順序付けされてしまいます。
参加者と主催者でも同様で、私はそんな意識がなくても、どうしても主催者である以上、対等な立場ではありません。
さらに、ファシリテーションをすることによって、この人が仕切る人、私達は仕切られる人と、立場や役割を作り出してしまいます。
参加者の主体性を発揮してもらうためにも何もしません。
私は、立場による差をゼロにすることはできないかもしれないが、できる限り差はなくしたい。
主催をしないことはできないが、ファシリテーターをしないことはできる。
なので、ファシリテーターとして話の交通整理はしていません。

そうすると、オンラインで対話を行う場合、どうやって話の交通整理をするのかという問題が発生してしまいます。
これは私のやり方による問題なので、何もしないファシリテーターはオンラインと非常に相性が悪いということです。

3)オンラインによる音声・視覚情報の欠損

声というのは波です。
直接対面して話をする場合は、空気(空間)を通して波が相手に直接届きます。
しかし、電子機器を使用した場合は音波をデジタル信号に変換し、デジタル信号を音波に戻すことで相手に声を届けます。
技術はとっても進歩していますが、音波をデジタルに変換した際に必ず情報が欠損されます。
ほとんどの人が違いを聞き分けられませんが、直接話して伝わる波と電子機器から伝わる波は別物です。
これは、根拠が乏しく、スピリチュアル的な部分になりますが、直接だからこそ伝わるメッセージがある気がします。これは、ただの個人の好みです。

しかし、メラビアンの法則のように会話の内容以外がコミュニケーションに大きな影響を与える概念があります。
メラビアンの法則は、「感情や気持ちを伝えるコミュニケーションをとる際、どんな情報に基づいて印象が決定されるのか」ということを検証し、その割合は次のように示されました。
視覚情報(見た目、しぐさ、表情、視線):55%
聴覚情報(声の質や大きさ、話す速さ、口調):38%
言語情報(言葉そのものの意味、会話の内容):7%

オンラインで行うときでは、バストアップがほとんどですし、嫌ならば映像を表示させないこともできます。画面分割によって全員の視線が向けられているように見えますが、直接対面した場合では特定の人に目を向けている違いがあります。明るさや色調は見ている方の画面調整で変えられる。声の大きさは、聞いている方のスピーカー音量で調整できる。
直接コミュニケーションする場合と比べると、視覚情報が抜け落ちてしまうでしょう。

最後に、オンラインによる対話は物理的な距離縮められる大きなメリットもあります。色んな主催者が色んな形で対話をしていければ良いと思っています。なので、オンラインでの対話を否定したい訳ではありません。
あくまでも私は自分の好みとこだわったやり方が背景にあってオンラインでの対話はやりません。
なので、私が主催する哲学対話、ならびに、対話コンはリアルイベントのみです。不定期に開催していますので、あなたのご参加をお待ちしております。


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対話コン2019年振り返り

「対話コン」
2019年は合計22回開催しました。
その感想や振り返りをしてみたいと思います。

22回!?
感じていたより多く開催したんだなぁ~、と思う。

2019年でまず上げられるのは長野県岡谷市からお声掛け頂き、コミュニケーションセミナーと共に講座に携わったこと。参加者の皆様、スタッフの皆様に改めて感謝を伝えたい。ありがとうございました。

なんでも挑戦!
ということで、江戸川ボートレース場のイベントスペースでも開催する。
でも、これは、失敗。
会場がうるさくて落ち着いて会話ができない。そもそも、ギャンブル好きな人達が集まる場所なので、対話に興味や関心を持つ人が居なかった。なんか特殊な空気感が漂ってました。
でもこれも経験!

2019年の参加者は、のべで200人弱くらいかな!?
皆様のご参加、ならびにお引き立て頂き誠にありがとうございます!

今年の特徴としてはリピーターが多かったように思えます。
遠くは新潟からの参加者がおりました。
数多く、哲学対話や哲学カフェの場がある中、対話コンに来てくださり本当に感謝です。

対話コンというイベントなので、結婚や価値観、仲良くなるには、異性やパートナーについてのテーマで多く話し合いました。

毎度、異性に求めることの上位に「性格が合っている」とか「価値観が合う」といった条件がある。
でも、話し合っていると、結局、価値観って合わないんだよね(苦笑)
それなのに価値観が合わない同士が結婚したり夫婦生活を続けている実体験を聞くことができる。

一番最初は外見、見た目で相手を選ぶのではないか?そして、価値観が違っていても良い。お互いの価値観を尊重し合う。納得できる答えになるまで擦り合わせる。良好な関係が続いている同士は、そういうことをしている。

趣味や嗜好、価値観が多様化している中で、さらに年月と共に変わる中で、今の婚姻制度は、ひとりの相手で満たさないといけない。
恋愛の相手、生活の相手、趣味の相手、性の相手など、すべてをまかなわないといけないことが、新たな問題になりつつあることも垣間見ることができた。

ひとりだけを愛さなくてはいけないのか?なぜ浮気はいけないのか?なぜ複数の人を好きになってはいけないのか?
哲学対話だからこそ、当たり前とか常識をいったん脇に置いといて問うことができるからこそ気づくこともある。
※法律的な不貞行為を推奨している訳ではないので誤解しないでください。

タブーに挑むテーマとか、愛とは何かという堅苦しいテーマだけでなく、「運命の人はいるのか?」「初デートで男が全部おごるべきか?」「親切と好意の見分け方とは?」というような身近なテーマでも盛り上がった。

新しい発見としては、男性は女性からの親切を好意として感じやすいが、女性は好きではない相手からの好意は、ただの親切としか感じないらしい。
男性を振り向かせるのは簡単で、女性を振り向かせるのは難しそうだ。

対話コンでは参加者の自己紹介をしない。
普通、イベントでは自己紹介をして、緊張をほぐし、参加者同士が親しくなるようにしているのがほとんどだ。
しかし、自己紹介しなくても、ちゃんと対話をすると自然と仲良くなれる。イベント後とかにある懇親会では、楽しそうに話しているのがいつも象徴的です。

やっぱり、対話をすると仲良くなりやすいのは間違いない。
職場や家庭以外で良好なコミュニティ作りに対話できる関係性が不可欠であると思う。
哲学対話の手法は、とても簡単で、誰にでもできるというのは、改めて素晴らしいと思う。

私が行う哲学対話は、できる限りカジュアルに!楽しく対話することが最優先にしたい。
その結果、対話が深まらないとか、哲学になってないとか、ただのおしゃべりになってもかまわないです。
そういう、こだわりが欲しい方は、私より賢くて優れた方が運営する哲学カフェに行ってもらえばと思います。

対話コンは私ひとりの情熱だけで運営している感じになってますが、女性からの視点や意見を多く取り入れていきたいです。
微々たる謝礼だけですが、スタートアップに携わって、経験や実績を付けたい女性がおりましたら、いつでも歓迎です。

2020年も楽しく対話コン(哲学対話)に取り組んでいきます。
開催スケジュールは下記よりご確認ください。

さて、振り返りもこれにて終了。
皆様、どうぞ良いお年を!


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婚活でなぜ価値観が一番大切なのか?

はじめに質問です。
「結婚相手選びで重視したい条件はなんですか?」

・・・

婚活などでパートナーを見つけるとき、重要視されるのが「価値観」です。
なぜか、このようなアンケートでは、昔から男女ともに価値観が合うことが上位にランクインしています。

確かに、一緒に暮らしたり、長い時間を共に過ごすのだから価値観が合わないより、合う方が良いに決まっています。
でも、そもそも価値観っていったいなんでしょうか?
まずは、言葉の意味から。

価値観とは、 善・悪、好ましいこと・好ましくないこと、といった価値を評価・判断するときの基準となる考え方。何にどういう価値がある(何には価値がない)という判断基準。

Wikipediaより引用・改変

そうすると、「価値観が合う(合わない)」とは「価値の判断基準が合う(合わない)」という風に言い換えることができます。
しかし、価値の判断基準なんて色んな場合あるし、日が経てば同じ状況でも前回と違う判断することがあります。
例えば、
・新幹線は窓側の席がいいけど、通路側の席に座りたい時もある。
・誕生日は美味しいお店に外食で祝う、たまにホームパーティで楽しく過ごす。
・全身黒づくめの洋服ばかり着ている時代から、明るい原色の服を着るようになる。
・優先席でなくても席を譲る、優先席じゃないから譲らなくてもいいや。
・芸能人でも、スポーツでも、昔は〇〇を応援していたが、今は××を応援している。
など、いくらでも判断基準が変わることがあるでしょう。
その理由についても、いくらでもあげられると思います。

価値観というものは、自分自身でさえ変わらないものではありません。
なのに、他人と合うかどうか?
完全に一致することなんて、ありえないのではと思います。
しかし、全部ではなく一部の価値観ならば合うことはできるでしょう。
・夜の12時までには布団の中に入る。
・雨の日は外出しない。
このような価値観でよいのならば、価値観が合う人とすぐに出会えそうです。

でも、相手に求める価値観の条件がどんどん増えていき、完全に一致しないまで基準が上がってしまう。
確かに婚活において価値観はとても大切だ。
でも、具体的にどんな価値観が大切なのか?どれだけの価値観が合わないといけないのか?こういうことを意識したり、考えたことないのではないか。
まずは、自分が大切にしている価値観について理解することが必要だと思います。


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「価値観が合う」とはどういうことか?

パートナーや相手に求める条件はなんでしょうか?

数多くの雑誌などの調査で「結婚相手に求める条件」のトップで、昔からずっと最優先されるのが「価値観が合うこと」です。
価値観が合わない人より、価値観が合う人の方がいい。それはその通りだと思います。価値観が合わない人とは、対立や衝突することも多くなるし、一緒に居て気が休めない、楽しくない時間を過ごすことになります。
実際に結婚相談所を利用している男性の話によると、女性10人居れば10人が同じことを言うそうです。それは何か?と聞いてみると「価値観が合う」とのことです。しかし、具体的にどんな価値観なのか聞いても誰も詳しく言えないそうです。

それは、そのはずです。 「あなたが大切にしている価値観とは何ですか?」 このように自分の価値観を言わなくてはいけなくなった時、意外と言えないものです。
例えば、「旅行に行くことです。」・・・んん、でも、年に1度くらいだし、価値観というよりそれは趣味なのかもしれない。
「気が合うこと。」・・・具体的にどんなときなのか説明できないし。
デートでクーポンを使用したり、ファミレスに行くような価値観はありなのか?なしなのか?
このように、自分自身と向き合って、自分の価値観を説明できますか!?
価値観が合うことを求める前に、自分自身の価値観について向き合うことが必要です。 では、視点を変えて、結婚している夫婦の価値観は合っているのだろうか?
既婚者の方を対話をしてみると、意外と価値観は合っていないようです。
夫婦お互いの趣味が違い週末は別々に楽しんでいる。でも、結婚して30年とか。
アルコールを飲む旦那様と、飲まない奥様の夫婦もいました。
結局は生まれ育った環境が異なる他人であると思っている夫婦が多数です。 夫婦生活を続ける上で大切な価値観は趣味ではなく生活感のようです。
味の好みとか、お金の使い方、生活リズムなどが合っていることが不可欠です。これらが合わないと一緒に暮らしていけない、生活できないということでしょう。 そうすると価値観という点で考えてみると、相手やパートナーにどのようなことを望んでいるのか?はっきりさせることが大切そうです。
趣味で一緒に楽しく遊んでいく相手なら、趣味の価値観だし、一緒に生活をする相手なら、生活の価値観が合うことが求められます。 「価値観」
つい簡単に使いがちな言葉ですが、あなたはどんな価値観を大切にしていますか?



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対話コンが長野日報と岡谷市民新聞に掲載

2019年2月23日
長野県岡谷市のカルチャーセンターにて「初対面でも分かり会える対話力」+「岡谷対話コン」講座を開催しました。

翌日、24日の長野日報と岡谷市民新聞に講座の内容紹介記事が掲載されました。
ローカル紙ですが、初めて対話コンの取り組みと私が掲載されています。

イベントをより良くするための課題が少しありましたが、 参加者のアンケートより全体としての満足度は高く、対話の必要性を学べて、哲学対話の実践もあり充実した講座を開催することができました。

講座は「価値観とはなんだろう?」で哲学対話。
多くの人が必要条件としている価値観。それでいて離婚原因のトップでもある価値観の相違。
対話中でも、
・割り勘の是非!
・初回のデートでクーポンを使うのはあり得ない!
・クーポンでお得にするのは、生活を共にする時にはいいことなのでは?
・デートでファミレスはありか?
・一緒に住んでいても価値観は合っていない!
・そもそも価値観でなくルックスで相手を選んでいる!
・価値観と言う前にまずは付き合わないと価値観すらわからない!
・相手を思いやれることが大切!
・相手を正しくコミュニケーションを取ることが必要!
など、人それぞれ大切にしている価値観を伺い知れました。
でも、価値観とは何なのか?結局わからず、問いを持ち帰って頂きました。

対話コンでは、哲学対話の手法を使って、みんなで一緒に話をする、みんなの話を聞く、興味関心あることについて一緒に考えるを行っています。
それで、相手の考えや内面を知り、楽しく対話することと、仲良くなることを目指して取り組んでいきます。

日本全国、どこでも開催致しますので、今までの婚活事業で上手くいってない、新しい試みを行うことを検討しているなど、どうぞお気軽にお声がけください。


〔 哲学対話の依頼・仕事を承ります! 〕
哲学対話の研修や授業・セミナー・ファシリテーター養成講座など幅広くご対応致します。
学校やビジネス・スポーツチーム・各種コミュニティなどで、お気軽にご相談ください。
お問い合わせフォームはこちらより

◆ 対話のイベント&研修 ◆
*対話コン
今までにない哲学対話の手法を使った合コンのような参加者同士が仲良くなる対話のイベントです。
恋愛や結婚など日頃の興味や関心を持っていることについて話し合う"対話"を体験してみませんか。
マッチングなし。年齢制限なし。既婚者や夫婦での参加可。少人数で楽しくアットホームにやっています。
~毎月10日は対話コンで愛を問おう~
第88回 2024年3月31日(日)対話コン〔東京・原宿〕
詳細やお申込みはこちらより

*哲学対話によるコミュニケーション研修
組織の風通しを良くし従業員のやる気やコミュニケーションを活性化させる研修プログラムです。
学校で実績がある哲学対話の手法を使い、考えること、自分の言葉で話すこと、相手の話をしっかり聞くことといったコミュニケーションスキルが身に付きます。
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家事・育児への姿勢がわかる対話コン

「育児は手伝うじゃないんだよ!一緒にやるものなんだからね!!」

今は昔とは違って、夫が外に働きに出て、妻が専業主婦という時代ではなくなりました。結婚しても、共働きするのが当たり前になりつつあるし、実家が遠いと育児や家事をお願いするのも困難です。なので、一緒に生活をすることになった際、男性の家事や育児に対する姿勢は、良い夫婦やパートナー関係を作って行く上でとても大切になります。

男性が家事をしない、育児はやらない。マジ最悪な夫はいらない!
女性が仕事するわ、家事もするわ、育児もするわ、なんていう無理な生き方にならないようなパートナーを見つけたいですよね。

よくある、合コンや婚活パーティーでは家事や育児に対する姿勢はわかりにくいです。お互いに容姿や条件などのスペックを重視してマッチングを目指すからお互いの価値観や考え方、内面についてはよくわからない。

対話コンは男女の価値観の違いとか、お互いの考え方について知り合えるイベントです。
過去に女性の参加者からこんな発言がありました。

「育児は手伝うじゃないんだよ!一緒にやるものなんだからね!!」

この発言になる前、男性の参加者から結婚した後のイメージについて、ご自身の価値観の発言がありました。
「周囲の人から聞くと、自分の時間や自由がなくなってしまう。」
「土日は家族サービスで好きなことができない。」
「子どもが生まれたら育児を手伝うことになるから時間がない。」
その後に、女性の参加者から、
「育児は手伝うじゃないんだよ!一緒にやるものなんだからね!!」
という話の流れになりました。

この対話は男女の価値観の違いがわかりやすく出たシーンです。

女性側としてみれば、結婚や一緒に生活することは、男性からサービスを受けることではないし、子育てについても手伝うというスタンスではない。お互いが一緒に取り組んでいくこと。という価値観がわかります。
一方、男性側も決して悪意があっての発言ではありません。昭和の男性像ではなく、仕事がない休みの日は家族と過ごす。子育ては大変だから手伝いたい。という姿勢や価値観についての発言でした。
でも、それではまだ認識が甘く、無自覚で男性上位の発言と行動である。

こういうような対話ができると、相手の内面を知れます。
男性は自分の考えや取り組みがまだ不十分だと認識できるし、女性は相手の家事や育児に対する取り組み方の姿勢が、結婚・お付き合いする前に知ることができます。

対話コンはマッチングはなく、参加者と一緒に対話だけをしています。
結婚相手やパートナーを見つけるのに、遠回りのようで一番の近道なのかもしれない。
そんな、内面を知るアプローチに取り組んでいます。
相手の姿勢や価値観を知り合うために対話しましょう!


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対話コンでのマッチング実績

よく対話コンでのマッチングやカップリングした実績を聞かれることがあります。
なんですが、そもそも対話コンではマッチングをしないので、参加者同士がどのようになったのかわからないんです。
すごいよね。婚活・合コンと言いつつマッチングをしないイベント!?(苦笑)

対話コンの効果が全くわかっていないのかというとそうでもありません。

はじめに対話コンは、相手の価値観や人柄を知る、参加者同士が仲良くなることを提供しています。
その中で、私が十分な実績だと感じている部分がいくつかあります。

まず、毎回、参加者は皆さん楽しそうに対話をしている。自分の考えていることを話せることで、その人の内面をうかがい知れる。つまり、自己開示によって参加者同士の親和性が高まっている効果が表れています。
参加者同士が仲良くなっているので、対話コンのイベントが終了した後に懇親会を続けて開催することも多い。参加者の半分以上が懇親会に参加するし、懇親会ではお互いに仲良くなっているから、すごく盛り上がります。また、懇親会でよく出てくる言葉があって「私達、今日、初対面なんですよね(笑)」です。イベント終了後ではなく後日に参加者同士が飲み会やお花見を開催している話も耳にしています。街中でばったり参加者と再会するということもあったようです。
連絡先交換も対話コンのイベントとしては行っていませんが、イベント終了後には皆さん仲良くなっているのでスムーズに連絡先を交換しているケースが多いです。中にはLINEのグループを作成していたり、個人間だけでなく、みんなで繋がり合う関係が構築されています。
ご成婚されたという話は残念ながらなさそうです。ですが、後日デートに行った、親密な関係になっているという噂は耳にしています。お付き合いに関しては、すごく個人的な話ですので私が深く立ち入る、干渉するつもりはありません。誰と誰が付き合うとか、別れるとか、結婚するとか、あまり興味はないので各自が好きにして頂ければと思っています。
私の中で一番ありがたいと感じている実績は、夫婦間で話し合うきっかけになったことです。対話コンでは既婚者・夫婦での参加も可能です。普段、ずっと一緒に居ることでお互いが話す機会が減り、慣れや思い込みによってすれ違う、関係性が悪くなっていくことがあります。そんな中でお互いがひざを突き合わせて向き合うこと、話し合うことにつながるのが、イベントを開催してよかったと感じます。

このように、対話コンではマッチングを提供しないかわりに、相手を知って仲良くなることの成果を出していると私は思っています。
すぐに「付き合う」とか「結婚」するという結果が欲しい人には遠回りかもしれませんが、「相手の人柄を深く知っていく」「仲良くなって親密になる」その先にお付き合いが始まるかもしれない!?という方法が良い方には対話コンはおすすめです。


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哲学対話で見えたポリアモリーの大切なポイントとは!?

当事者が幸せならばそれでいいじゃないか。

ポリアモリーとは、関係者全員の合意に基づき、多重的な性愛関係やロマンチックな関係を営むライフスタイル、また その関係性のことである。

ポリアモリーを実践している、きのコさんをゲストにお越し頂いて『対話コン ~ポリアモリー×哲学対話~』を開催しました。
哲学対話の手法によってポリアモリーを題材にして探求したらどうなるのでしょう?

はじめに、きのコさんにはお付き合いしている恋人がふたりいます。
複数人と同時に交際するライフスタイルの人をポリアモリーと呼んでいます。きのコさんは自分がポリアモリーだと自認してて、メディアや交流サロンなどの活動と発信をしています。
(逆に今の日本で大多数である1対1の交際をモノガミーと呼びます。)

ポリアモリーを実践する上で欠かせないポイントがあり、それは「関係者の合意」です。
きのコさんは、今日食べたいもの、休みに行きたいとこなど、なんでも、それがどんな些細なことでもまな板の上に出して話し合い決めています。もちろん、新しく好きな人がができたときやお付き合いを始めたいときなど、意見が対立しそうな大きいことも、お互いが納得できるポイントを見つけ出すまで話し合いと相談をするそうです。
その結果、きのコさんの場合は交際関係の3人がお互いに仲良しという状態になっているとのこと。

では、複数の人と交際する中で、誕生日やクリスマスなど記念日をどのように過ごすのか?そして、交際相手に対して優先順位が付かないのか?時間やお金など物理的な制約がある中で、きのコさんはどうやっているのか疑問が出てきました。
きのコさんの場合は、記念日やセレモニー的なことは重要視していない。誕生日に必ず何かしなくてはいけないと感じていない、12月24日も都合が悪いから20日に前もってする感じとのことです。交際相手も記念日を優先していないので、問題は起きないそうです。
そして、相手によって優先順位もつかないそうです。相手によって役割や求めている内容がみんな違っていている。落ち着きたいときに一緒にいる彼氏、行動的な話をしたいときに一緒にいる彼氏、それは、同じ種類で比べられなく、そもそも質が違っている。例えるなら、友達付き合いで、ランチに一緒に行く友達、カラオケに一緒に行く友達、映画に一緒に行く友達のように、目的によって人がそれぞれが違う、それにはどっちが上、どっちが下という優先順位を付けるのは違うとのことです。
ポリアモリーにおいて、優先順位が付くのではなく、求めることによって役割が分担されていて、同時にお互いが共存していることが、欠かせない要素のように思います。記念日の過ごし方を含めて、関係者全員の合意しているからこそ実現できていると思う。

しかし、合意があるとはいえ、複数の人と同時に交際関係を持つことは当たり前ではありません。例えば、浮気や不倫に対する世間のイメージは良くありません。複数の人と付き合うや、性愛関係を持つのがしてはいけないことだとされています。
きのコさんの場合では、学生時代の1クラスのA君が好き、2クラスのB君が好き、サッカー部のC君が好き、という感覚で人を好きになります。私はこのような感覚で好きというならば、同じように感じるし、悪いことという印象はありません。子どもの時に誰かを好きになる感情は同級生同士の話でも似たような感覚はみんな持っていたと思います。
ですが、大人になるにつれて、お付き合いを始めるとなると、子どものピュアな感覚が許されなくなります。そこには、そもそも、複数の人と付き合ってはいけない前提が社会にあります。日本の法律においても重婚は認められていません。お付き合い、夫婦などの名前で関係性が結ばれているならば、そこにはしても良いことと、してはいけないことが存在します。
そのため、ポリアモリーは前提から外れて珍しい恋愛をしている人達という風に好奇の目で見られています。

Q.人は一生涯同じ相手を愛し続けられるのだろうか?
Q.どうして複数の人を好きになってはいけないのか?
Q.どこからが浮気?(ふたりで会う、手を繋ぐ、SEX、心が移る、などなど・・・)
Q.どうして結婚するのか?
Q.なんでお付き合いをしたいの?

これらの問いは人によって答えはみんな違うし、そもそも正解なんてひとつではありません。むしろ正解自体すら存在しないかもしれません。
模範解答がない中で、週刊誌、ニュース、ドラマなどで複数の人と交際することはいけないと報じられて、もし浮気や不倫をしたのなら非難の嵐で、社会的にその人を抹消するまで叩かれます。ひとりだけと交際し一生涯添い遂げることが、あるべき姿だと報じられます。

人間、みんなが同じ価値観を持っているわけではありません。
きのコさんが最終的に目指している状態とは、人とは違う価値観のライフスタイルを過ごしていたとしても「そういう人もいるよね」と流してくれること、批判をするのではなく、温かくほっとかれるようになって欲しい。わざわざポリアモリーという言葉を使って自分のライフスタイルを名乗らなくてもいい、ポリアモリーという言葉が必要ないように、発展的になくなることを目指しているそうです。
哲学対話の活動に置き換えると、自分が当たり前や前提とされていることを疑ったり、問うことを通して、多様性を認め合う、相互に承認し合えるようになる目的が同じだと感じました。

ポリアモリーにも当事者同士で色んな形がありポリアモリーだからといってみんな同じという訳ではありません。
そこで、ポリアモリーに対する共通認識がどうしても必要になります。
きのコさんがポリアモリーにおいて大切だと思っていることは、本人がポリアモリーかどうかを決める(名乗る)もの。
第三者が、これはポリアモリー、あれはポリアモリーではない、この人が真のポリアモリー、あの人は偽のポリアモリー、という風に判断しないことだそうです。当事者同士の関係性によって成り立っているポリアモリーなので、環境や状態、条件によって万人に共通する明確に線が引けない。当事者でないとわからない関係性がそこにあるため、第三者の主観や推測で相手を推し量ってはいけないのです。
なので、当事者間において嘘や隠し事がない、それが担保されていれば、例え、ハーレムだろうと、愛し合っていてハッピーであればいい。つまり、合意が必ずそこにあって、誰も傷付いてない、苦しんでない、泣いていないのであればポリアモリーと言いたいのであれば呼んでいいのです。

「関係者全員の合意があり、誰ひとり不幸せではない!」
これがポリアモリーとしての、一番大切なポイントです。

すごく大切な部分なのでもう一度言います。

「当事者同士がお互いに合意している関係性ならは、それが世間の常識とかけ離れていたとしても、誰ひとり不幸になっていなければ問題がない!」
当事者が幸せならばそれでいいじゃないか!?ということです。

ポリアモリーとして大切なことで紹介しましたが、普段での人間関係において共通することでもあると思います。
相手に対して嘘や隠し事をしない。相手に対して正直であること。自分のしたい欲求に対しても正直であること。相手と向き合い、話し合うことを通して合意できるポイントを見出すこと。それは、世間の常識や当たり前に縛られる必要はなく、だれも悲しむことにならないのなら、第三者が批判することではない。

この点が守られているのならば、呼び名として、お付き合いしていようと、恋人関係であろうと、夫婦であろうと、友達だったとしても、それにはあまり関係はなく、人と人が良い関係性を構築するために大切なことだと思います。

イベントの後半は、参加者が問いてみたいテーマ
「パートナーと対等な関係を作るには何が必要?」で哲学対話をしました。

以下のような意見が出てきました。
・男性と女性で対等な関係になっていない。
・仕事でお金を稼いでくる男性が偉くて、稼ぎが少ない女性とは対等でなくなってくる。
・女性は家事に育児に大変な日々を過ごしていることを理解して欲しい。
・依存する関係だと対等な関係でなくなる。
・お互いに合意や尊重し合えるのが対等。
・何かをした時にそれに見合うエネルギーが返ってくるのが対等。
・対等はお互いに尊敬し合っている状態。
・条件に関係なく人として存在していれば対等である。
・肩書に関係なく対話をしている状態が対等である。
・何でも納得するまで否定しないで話し合えると対等な関係になれる。
・対等ではないのは我慢をしたから。
・女性の立場で金銭的に自立することは今の日本では難しい。
・結婚の制度や契約で女性は対等な関係が守られると思う。
・対等になれるのは結局パートナーの人柄次第。
・対等は万人の上にあるものなのかわからない。
・対等は二人のぶつかり合いで作るようなものだと思う。
・対等はそもそも必要なのか。
・双方の満足感が対等な関係に必要ではないか。
・対等な関係を作るには年収などで相手を判断しないこと。

対等ってなんでしょうね!?

このような感じで「対話コン ~ポリアモリー×哲学対話~」は大盛況のうちに終了しました。
とても楽しかったので、また、ポリアモリー×哲学対話でイベントを開催したいです。
ご参加頂きました皆様、そして、きのコさん、誠にありがとうございました。


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